模型の導入順に、当時の思い出を話しながら同時に交検(定期運転検査)を行っている「模型紹介シリーズ」。
今回は「24系25形 寝台特急 瀬戸」です。
この製品は2011年10月に発売、当時は西のロビーカー組み込み製品は、中古市場でも見かけにくくなっており。待望のリニューアルでもありました。たぶん今もレアですね。
それと、おかげさまで「交検スパイラル」抜け出しました。
今まで交検のペースが遅く、初期に交検していた製品がすでに交検(3年周期)となってしまい振り出しに戻るを繰り返していました。その折り返しを超えた為、全然検査していない領域に突入。
この製品も入線整備後、一度も走らせていませんでした。
登場回数が少なく見覚えの無い製品が、たまに出没したり、未整備品がゴロゴロ出てくると考えて下さい。
話が脱線しました。
入線時、予算が乏しい時期だった関係で、フル編成(13両+電源車)では無く、「閑散期仕様(9両+電源車)」となっています。
旧製品を出した時点で抵抗のある台車だったんで、フル編成が難しかったのか、初期製品のサイトには10両で掲載されていたんで、それを再現したんですけどね。
今は「illumi」から「TORM」に、室内灯載せ替えちゃってますけどね。
「閑散期仕様」といっても、オハネを4両追加すれば、簡単にフル編成に出来るんですが、せっかく一つのケースに収まっているのに、2個に再分散するのももったいない気がしますので、今回もそのままです。
こちらの専用機はレインボーカラーの「EF65-1118号機」、懐かしいですね。
この製品も模型を初めてすぐに、知人でもあった方から譲り受けた製品で、PFとしては2番目になります、「2008年製」の製品です。
たまにこの組み合わせで、走らせていたようです。
内装の方は、劣化していないようです。
何しろ2011年11月以降、一度も走らせていないので、心配はしていました。
車輪の方は、それなりに痛んでましたが、室内灯がちらつくまではいっていません。
この編成の特徴の「西のロビーカー」(オハ25-300)ですかね。
電源車が不足して12系の座席車を改造したパンタ付き集電が「スハ25-300」が3両、電源車機能が無い物が「オハ25-300」を3両製造したようです。
パンタ付きの方が有名ですが、そちらはKATO製でも新旧ありますので、今となってはこちらの方が、中古市場に無いんじゃ無いかな?
電源室が減ってる分、個室が増えて居るので、窓が増えて居ます。
それと「A寝台」(オロネ25-300)も、西日本仕様になってます。
それと100番台のオハネですので、電源車も100番台となっており、全長が長いものになってます。「銀帯カニの100番台」、模型としてはレアな部類かもしれません。
そんな特徴を持つ「瀬戸」ですが、西日本持ちの「あさかぜ」と、共通運用でした。
レインボーの赤と、青い客車がかなり似合いますね。
この組み合わせは、JR化後の末期だけ見られた編成で、国鉄仕様だと瀬戸大橋も出来ていないので、「宇野駅」まで行ってから、フェリーで四国へ移動していました。
「銀河」なんかだと、「1118号機」が関西に入ると、なぜか電源車が「トワイライト用」に変わったりしてましたが、「瀬戸」は無かったのかな?
おっと、機関車はゲストだったorz
【171】JR 24系25形 寝台特急「瀬戸」
メーカー:TOMIX製<92831>
導入時期:2011年10月29日(新品)
形式:24系25形100番台+25形300番台(JR西日本仕様)
両数:10両
改造:内装追加/前後TNカプラー・中間カトーカプラーN
●導入経緯
ブルートレインを集めだし、レアなな中古品も探している頃(今もか)でしたので、出てこない「オハ25-300」を出してくれたのは嬉しかった。当時は「パンタ付きの方」が欲しかったのですが、その後にパンタ付きのほうも2社で再販掛かったので、逆にこっちの方がレアになってしまいました。
と、ここまで来てトラブル発生!
写真ではそうなってませんが、牽引の「1118号機」が空転して全く登らずorz
単機にして、駅まで持ってきました。
ゴムを見た所、若干太くなって痛んではいるものの、大丈夫だと思ったんですけどね。
じゃん!TOMIXパーツセット登場。
今は無くなっちゃった、「トミックスワールド大宮」で高い値段で売っていた奴です。
たしかポイントで割引が効くようになって、その時買った物でした。
これ、主要のメンテナンスパーツは入っているため、持っていると便利なんですよ。
無くなったら、同じ物を補充すれば良いし。
今これ、買えるのかな?
ゴム車輪が2種入っていましたが、「JG02(7φ)」の方みたいです。
台車バラしたんで、こっちが「台検」になってますねorz
交換完了、つやが違います。
交換したゴムですが、全く伸びずに「割れと切れ」が発生しました。
完全に寿命迎えていたようですorz
TOMIX製の機関車のゴムタイヤ交換は初ですが、こうなっちゃうんですね。
2008年製だから14年目か・・・、TOMIX製のゴムの方が幅広く坂登りますから、その分負荷が掛かりやすいのかもしれませんね。
今後、「ゴム車輪」も予備で買っておかないとダメですね。
グリスは・・・違った。潤滑油として「ユニクリーンオイル」(KATO製)を、ギヤ部分に数滴垂らします。
倒れやすいのが難点ですが、やっぱりさっと使えるので使いやすいです。
どうしてもダメだったりすると、車輪外して「田宮のセラグリスHG」入れるんですが、今のところ大丈夫ですね。これは「KATO」「TOMIX」「マイクロエース(グリス除去後)」で、共通でやっています。
軽く試験走行後、客を乗せたまま本線に1時間放置した客車(オイ!)を回収に行きます。
今度は空転無くグイグイ登ってくれます。
EF66は仕方ない分もありますが、それ以外の機関車(それ以外もか)は、空転する場合、ゴム車輪の交換も視野に入れた方がいいのかもしれませんね。
やっぱ、この組み合わせ、好きだわ。
当時(2011年10月)の在籍数。
急行型 6両/特急形 59両
通勤形 266両/近郊型 63両/気動車 9両
蒸気機関車 1両/電気機関車 53両/ディーゼル機関車 5両
貨車 252両/緩急車 11両/特殊貨車両 2両/事業用車 14両
客車 214両(24系 131両)
私鉄通勤車 3両/私鉄特急 14両
外国形 8両
合計 980両(後日追加した車両分含む)
おかげさまで、車両紹介が10月まで進みました。
「1118号機」の方も、問題ないみたいですね。
実車が悲しい最後(高崎線内故障で新幹線で振り替え)だったので、模型ではいつまでも活躍して貰わないとね。
ちょっと、ドットが荒いですねorz
無事「寝台特急 瀬戸」出場です。
うちはブルトレ比率が高い分、全然走らせていない車両も多かったりします。「貸しレデビュー」(レンタルレイアウト)さえしていないですね。
実車は「サンライズ瀬戸」として残っていますけど、やはりブルートレイン時代のほうが好きでしたね。
以上、「最後までEF65-1000牽引だった、寝台特急 瀬戸」でした。
Source: 日常と、鉄道模型の部屋・待避所