【模型紹介】162 「八高線」205系3000番台 ~魔改造先頭車の初模型化だった~

【模型紹介】162 「八高線」205系3000番台 ~魔改造先頭車の初模型化だった~

模型の導入順に、当時の思い出を話しながら同時に交検(定期運転検査)を行っている「模型紹介シリーズ」。

今回は「八高・川越線 205系3000番台」です。

購入は2011年7月18日「ぽち横浜店 鉄道模型フェスティバル」での戦利品。

 

「東京を走る気動車」だった八高線が電化され、キハ30/35系列が高麗川以北に。

 

先に電化された川越線を走っていた「103系3000番台」(元仙石線73系アコモ改造車)と、余っていた103系をかき集めて半自動化した「103系3500番台」。

 

「アコモ改造」に反応した方、「昭和のおじさん・おばさん認定」です。

 

それでも不足した編成分は、209系3000番台新造で対応という、いったい何年の差があるんだというのが、電化化当時の八高線でした。

 

その老朽化した103系を置き換える目的で、山手線を魔改造して投入したのが、「205系3000番台」でした。

 

そして2005年10月1日の「川越車両センター20周年記念」で引退を飾る予定だった最後の103系3000番台「ハエ53編成」でしたが、その三日後、車両故障と検査で予備車が無くなって、一時的に復帰したという、逸話が残っています。

 

話を戻します。

 

この205系の先頭車、KATO製の模型としては最初に投入したのが、この八高線で、そのAssyパーツを使い、「鶴見線」「南武支線」を作っていたものの、肝心な八高線は導入していませんでした。

そんな中に売っていたのが、この「ハエ81編成」でした。

 

この205系はすべてが元山手線の車両で構成されており、ドア窓は小窓となっています。

サハを改造した魔改造先頭車の205系は、当初は7本の予定でしたが、埼京線の増発用に10両回った関係で、2編成不足。

 

10両化で余剰となった「りんかい線10-000系」を購入し、不足のモハユニットを新製し、前面FRPを交換して、209系3100番台も登場しました。

 

(209系3100番台「ハエ71編成」@大宮駅ホームで撮影2022年2月13日)

そんな205系もすでに引退、さみしい物です。

そして残っていた209系3100番台の「ハエ71編成」に、先日の日曜日に遭遇。

前に赤い紙が・・・。

 

この日は「スタンプラリー」だったため、撮影用レンズも遠くが写せない物orz

カメラの解像度だけは強いので、切り取ってみた所「廃車」に見えますね。残念orz

 

今日は話が脱線しすぎましたorz

 

模型の方ですが、「内装は追加済み」

 

パンタは「碍子塗装済み」・・・最近やってませんね。

 

中間ホロは無し・・・と言うことは決まりですね。

 

まずは「ホロ追加」。

やはり、この姿の方が良いですね。

 

そして「パンタアーム部塗装」・・・、もちろんガンダムメッキシルバーです。

他は「車輪清掃」だけでしたが、そこそこ汚れていました。

 

【162】八高線 205系3000番台(ハエ81編成)

メーカー:KATO製<10-494>

導入時期:2011年7月18日(中古品)

形式:205系3000番台(押しボタン式ダーボタン付き先頭改造車) 

両数:4両

改造:前面スカート一部黒塗装/碍子白塗装/パンタアームメッキ化/内装追加/ホロ追加

 

●導入経緯

「キハ30系」「キハ110系」「103系3000番台」「209系3000番台」が入線していますので、205系3000番台も欲しかったのですが、この頃は再販せず。たまたま鉄フェスで安く見つかった為、入線させました。

 

関係ないですが、パンタが反射して光ってるのには、笑ってしまいました。

やっぱ凄いな「ガンダムメッキシルバー」は。

いずれスリ板部は塗りますけどね。

 

205系投入はまだ最近かと思っていましたが、2004年頃ですから、引退しても仕方ないのかもしれません。

 

まだまだ活躍できそうなんですけどね。

 

当時(2011年9月)の在籍数。

急行型 6両/特急形 59両

通勤形 266両(205系 47両)/近郊型 63両(813系 3両)/気動車 9両

蒸気機関車 1両/ 電気機関車 51両/ディーゼル機関車 5両

貨車 236両/緩急車 11両/特殊貨車両 2両/事業用車 14両

客車 204両

私鉄通勤車 3両/私鉄特急 14両

外国形 8両

合計 952両(後日追加した車両分含む)

 

八高線は撤退しちゃいましたが、この顔はわが地元「鶴見線」「南武支線」や「仙石線」でも健在です。

そろそろやばいけどね。

もちろん、模型は検査通過してますので、安泰です。

 

おまけ

じつは今回の「ハエ81編成」、富士急行の「6500系」として健在だったりします。

3両編成化されて、先頭改造部分をさらに魔改造(移植)されていますが、生き残ったのは嬉しいです。

しかも「スカート変更」「フルカラーLED」「LEDライト&テール」と、グレードアップしています。

 

よくわからないのですが「ナルト&ボルト」となっており、この痛車・・・いやラッピングのまま、今も走っているようです。(2021.12確認)

もう一編成、「スケベ椅子ゴールド色」が走っているみたいですね(違)

 

以上、「話が脱線しまくりな、八高線205系3000番台」でした。

Source: 日常と、鉄道模型の部屋・待避所

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