模型の導入順に、当時の思い出を話しながら同時に交検(定期運転検査)を行っている「模型紹介シリーズ」。
今回も2011年5月に発売された「EF65形1000番台(後期形)」(KATO製)です。
この時の発売が、EF65形1000番台(以下PF)の動力やボディーを変更した、フルモデルチェンジ発売になります。
メーカーとしては「今までは前期型、後期型は追加ラインナップ」という位置づけだったかもしれません。
これは「113系のフルモデルチェンジ版ではなく、111系を追加ラインナップ」としたのと同じです。
動力自体は、先に発売した「500番台」(こっちはフルモデルチェンジ)の時に設計変更していたので、ボディー側を新規作成した事になります。
(のちに導入した、KATO製EF65-500の旧製品・手すりは追加)
じつはこの時点で、「旧製品は他の機関車の動力を流用したので、でかい」という事があったために、KATO製のEF65シリーズ(PFは前期型)自体、導入していませんでした。
実際、500番台を入れたところ、そこまで長くは無かったんですけどね。(1/149ぐらいか)
この時は500番台と、デザインの比較していたのかな?
この2011年5月末に発売されたPFは、屋根も青い登場時の、国鉄仕様でした。
先週紹介した「EF81-300番台」と同時に発売されたことから、次に「某ブルートレイン(国鉄時代)」が入線することになるのだが、メーカーで出荷が遅れたのか、先に機関車の導入だけになった。
そして2011年6月、ある計画が実行されようとしていた・・・。
「こたつレイアウトの解体」である。
元々は「直線レールだけの動作確認線」(右下)が、こたつ+衣装ケース上に延長され小さな周回線(2周)を設けただけの、簡易レイアウトでしたが、真ん中に物を置くことで奥が見えなくなり、写真撮影時には全くわからないという、独自な方式だった。
しかし、ブルトレのフル編成だと16両に達することから、全車目線から消える前に、先頭が見えてしまう・・・。
これは「小さいレイアウトでフル編成は向かない」と言わざる得なかった。
レンタルレイアウト(貨しレ)での運転会も、ちょうど誘いが無い頃だったため、なんとかもう少し大きい物にしたいという気持ちでいっぱいだった。
あまり見せたくない写真ですが、「正面にモニター(チューナー無し)とスピーカーのラック」「右と左に棚」、さらに模型が積んであり、置き場としても限界に達していた。
この状態だったので、大型レイアウトは困難と判断していました。
しかし月日が流れ、とんでもないことを思いついたのである。
「空中にまだスペースがある・・・そうだ、空中に浮かせばもう少し大きい物が設置できるではないか!」
あくまでも、初期の構想段階ですが、予定する寸法を大雑把に出した結果、このぐらいのレイアウトが作れることが判明する。
こたつレイアウト3.5倍相当だ!
実際のレイアウトパターンとはかなり異なっていますが、「ヤードを組み込みたい」というのは、この時にも現れています。
そして、レイアウトの解体・・・。
ブログ開始から1年経っていなかったが、その前にmixi時代に作った「こたつレイアウト」が、通算3年半で終了となった瞬間だった。
正直、かなり大きいプロジェクトだったので、部屋の模様替えも含み、一ヶ月ぐらい走らせられなくなるが、それよりも「大型レイアウトへの期待」の方が大きかったのを覚えています。
そして、現行レイアウト作成へ・・・つづく。
以上、「PFの交検と、さよならこたつレイアウト」でした。
※PFの出場は、「某ブルートレインの出場」と一緒にいたします。
Source: 日常と、鉄道模型の部屋・待避所