世の中、12月も中頃に入ってきますと街中にはクリスマスソングが流れ始めます。
お近くの駒ヶ根高原から見た中央アルプスは真っ白け
そんなんで美里山倶楽部家にもクリスマスツリーとサンタクロースに登場願いました。
このクリスマスツリーは由緒ある昭和62年生です。
灯りもレトロな、ぽっかぁ~ん、ぽっかぁ~んとバイメタル点滅(死語かもしれない)するもので、令和のLEDレーザービームっぽい点滅は全くできません。
そんなクリスマスツリーから、模型用の針葉樹、杉っぽく見える量産型の木を作る話。
まずは、平成の頃までは百均でよく売っていた100円ツリーを買ってきましょう。
最近はあまり見ないですが、もっと大きめのでもバラすので一緒です。
このビニール製の木をバラしますので、クリスマスが終わるまではクリスマスツリーとして使ってあげてください。
中心部の心材を取ると細かい木にばらせます。
木工用ボンドを水で薄めた液を作りますが、バラスト固定の時よりも濃いめの方が良いみたいでした。
それに葉っぱとして濃い緑のウォーリッジを用意しましょう。
バラした木々はハサミである程度円錐形に形を整えておくと杉っぽく見えます。
それを薄々ボンドに浸します。
飛び散らないように箱を準備してその中で木にウォーリッジをパラパラ蒔きまして・・・。
形を整えたら出来上がり。
スチレンボードなどに挿して乾かします。木の芯は針金なのでスチレンボードには挿すだけ。
天日干ししているとそのまま林に見えてきますよ。
乾いたら、密集させるように植えるのが杉林っぽく見せるコツ。
最近の杉林は大体が植林ですからある程度規則正しく植えてOK。
多少ビニールが見えても遠くからならそれ程分かりません。
神社の近くだって杉林があれば引き立ちます。
超リアル派や「映え」を期待する向きには受け入れられませんが、3000本、5000本植えなきゃならない美里山鉄道にはもってこいの手法です。
また、芯が針金なので折れる心配が無い上に、斜面でも逆バンクの場所でも突き刺して曲げれば、上に向けて置くことができますので、デザインの自由度がプラスチックや、本当の木を使うより上がりますし、密集させて遠景ならば幹が要りません。
なくっても分かりません。
一度はお試しください
気に入りましたら「ポチ」っとクリックください。
↓
Source: 美里山倶楽部