【模型紹介】142 24系寝台特急「北斗星・混成編成A」前編~感動した、初めての内装追加~

【模型紹介】142 24系寝台特急「北斗星・混成編成A」前編~感動した、初めての内装追加~

模型の導入順に、当時の思い出を話しながら同時に交検(定期運転検査)を行っている「模型紹介シリーズ」。

今回は「24系 北斗星・混成編成」です。

こちらは2010年10月に発売された製品で、一ヶ月前にKATO製の「北斗星・デラックス編成」が発売され、どっちを買うかで迷った人も多かったと思う。

 

機関車の方は、先行して発売したKATO製の「EF510-500」(501号機)を購入したものの、客車の方はTOMIXを選択しています。両メーカーとも、北海道新幹線開業に向けて青函トンネルの改修工事で、減便されて「東日本の車両+北海道の車両」を半々に連結した姿で発売され、どちらを選んでも当時の姿を再現出来る物であった。

今だから話しますが、その頃に私の中には「KATO製のブルトレの中には短い客車がある」という認識があり、避けたかったというのがあった。

その謎は数年後に、「東海道・山陽の銀帯ブルトレ(旧製品)」だけだったと言う事が判明し、北斗星の旧製品も、長さは修正されており、2017年に入線(旧製品)させている。

 

そしてもう一つ、車番が「KATO製は印刷」「TOMIX製はインレタ」と言うのもあった。

じつはJR北海道持ちの3両繋げている「オハネ25-550」が、車両ごとにナンバーの位置が異なっていた為、それを再現させるにはインレタにする必要があった。(これは続編で登場)

この部分、KATO製のエラーと言いたいところですが、「実車が間違っている」という名言もあるので、無かったことにしています。

まぁ、そのご購入の北斗星は、車番ごとの位置合わせしなかったので、「他の車両は実車が間違っている」とか、ごまかすことになるんですけどね。

 

それとこのTOMIX製の「混成編成」の初回品には、銀河パーツ製の「エッチング製はしご」がお試し用に付属していた。

どうも銀河パーツさんが、「こういう製品作り販売予定です」と言う事で、無償提供したようでした。

KATO製の方はハシゴ再現されていますから、TOMIXさんに提供したんでしょうね。

この製品はハシゴを「広げた状態」「たたんだ状態」「ランダム」と3種発売されており、旧製品にも取り付け可能です。

うちは「さよならセット」(特別扱い)だけに付けています。

 

そして翌年1月に、「エヌ小屋製内装」が発売され、これを購入。「内装貼り付け第1号」となる。

たしか、他メーカーもやっていなかったので本当の意味での第1号で、発売まもなく購入した製品となっています。

逆に行ってしまうと、「原本貼り付け後の経年劣化」がどのくらいになるのか、ここが気になる点でも有る。

※コピーした物は10年で限界です。

 

話を製品へ戻します。

 

●JR北海道所有の5両

 

●JR東日本所有の5両

ダイヤ改正前は、東日本2編成・北海道2編成の計2往復が、改正で半分の1往復となった際に、半分ずつ管理することで、乗り入れ料を相殺したと思われます。

これが雪の為に途中で運転打ち切りになり、翌日の北斗星に「東日本だけの編成(ロビーカー復活)」なんてこともあり、話題になったのが、記憶に残ってます。

 

●カニ24-506【東】

今回追加で「純正室内灯」を追加しましたが、内装の劣化はありません。

 

●オハネフ25-218

こちらも内装の劣化は無し。

さすが「エヌ小屋製」(原本)、昔お話を聞いた時に、「写真は長年劣化しない為、写真の用紙を使っています」(本間氏)と言っていました。本業が写真屋さんですから、さすがはプロです。

これで、発注→即プリント→通販が出来たら、絶対利用するんですけどね。

現在は、販売している店が限られている関係で、手に入らない確率が高くなってますorz

 

●オロハネ24-554(B)

こちらも問題なし。ただし、オリジナルで追加した紫のイスが、暗い色に変化していますorz

ちなみに「(B)」ですが、これは同じ車番の2両目と言う事で、北斗星が増えてくると実車よりも多くなるため、車番被りはしかたないですorz

 

●オロハネ25-503

こちらは追加で紙貼った、白いテーブル部分が茶色に変化してましたorz

ガンダムマーカーのホワイトで修復しておきました。

イスは・・・両面テープがダメだったので、剥がしちゃいました。

 

●オロネ25-506

凄いなぁ、赤の発色が全く劣化していない。

これが、写真プリントの実力なんでしょうね。

※2011年1月25日に貼り付けています。

 

最後に食堂車ですが・・・じつは追加した赤いイスが、汚い暗めな紫とかしていて、剥がれまくっていたため、即剥がしてしまい、写真が無いですorz

 

●スシ24-507

張り替えは同じなんですが、「東日本編成Ⅱ」で、ピンクのテーブルカバーを再現したり、床を赤で塗ったりしたんですが、それはそれで間違っていないものの、高級感という点で違う方向だったかなと言う事で、再検討した結果、このようになりました。

白のテーブルクロスは、時代に寄るんですけど、車番も異なるからあえて白で再現しました。

 

と言う事で、今回は「東日本持ちの5両」を、検査していきましたが、車輪の清掃以外は余り手を加えていません。

室内灯も、記事にはしませんが、TORMに入れ替えていまして、純正室内灯を捻出。それは他の在来線車両へ転用しています。

 

後編では「JR北海道持ち5両」を、再整備していこうと思います。

なお、出場編(機関車紹介編)との3本立てを予定していますが、機関車が3月入線なので、出場が遅れます。

余談ですが、この「混成編成(初回品)」は、なんか中古品がプレミアついて三万円代を見かけましたが、なぜ?

 

以上、「北斗星・混成編成、内装貼り付け第1号のその後」でした。

 

PS:やっと「混成編成」の紹介が載せられました、ここから先はバラエティに富んだ物が多くなるので、自分でも楽しみです。

Source: 日常と、鉄道模型の部屋・待避所

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