昭和54年 篠ノ井線 中央線 夏合宿最終日

昭和54年 篠ノ井線 中央線 夏合宿最終日

 昭和54年、夏合宿は三日目、最終日。

 

 二日目に松本車両区を訪れたことが、言ってみればみればこの合宿最大のヤマ場だったので、三日目は軽~く流しましょてへぺろ

 

 旧松本駅の様子を写していないのは勿体なかったな。

 三日目は、松本~塩尻~岡谷方面に抜ける予定でしたが、朝早く篠ノ井線の姨捨まで行って、特急しなのを撮ってきました。

 

 さてこの合宿は、ほとんどの部員が周遊券という切符を使ってきていました。

 

 当時の同じ切符は見つかりませんでしたが、上の切符は「東北周遊券」といって、太線で描かれた線区より東北側は自由に乗り降り出来る切符。

 

 これの信州版「信州ワイド周遊券」という切符がありました。

 

 現在で言う「東日本3日間フリーパス」みたいな切符です。周遊券は急行までは乗れましたが、特急は特急券が別に必要。

 この頃は、急行がたくさん走っていたのでこの縛りでも問題なかった訳です。

 

 ついでに見つかったのが、小海線の入場券セット。

 

 58-8-7なのでこの夏合宿とは別に訪れた時に購入したんでしょう。

 

 そういえば、長野電鉄の入場券を忘れていました。

 日本一大きい入場券として知られていまして、当時は80円。

 裏面には、当時の車両が紹介されています。

 

 さて松本からは近距離(塩尻まで)ですが急行アルプスを使いました。

  ヘッドライトは当時の標準「デカライト」おねがい

 

 塩尻は、交通の要所。EF64が多く通ります。これは2次形かなはてなマーク

 

 こちらもEF64。1次形というヤツですね。

 

 塩尻では、中央西線から来た篠ノ井線経由中津川行き80系、それに乗ってきた急行アルプスが、スイッチバック的に方向転換して新宿に向かいます。

 

(前回までの2回、カバー写真が偶然2枚窓車だったので、三日目も80系を使いました)

 

 まだ中央線のみどり湖新線がなかったので、松本方面からくる列車は、塩尻で前後が変わり辰野・新宿方面に向けて走って行きました。

 

 これは、松本方面に行く普通電車ですね。

 

 模型的に並べるとこうなります。

 

 クハ85はかつての1等車からの格下げ改造車。ボックス席でも楽ちんシートでした。

 

 80系もシルヘッダー付がまだまだ中央線では主力だった。

 

 165系低屋根車は中央東線にはなくてはならない車両。

 急行アルプス・こまがねは辰野で連結・切り離しを行いました。

 

 みどり湖新線ができてからもしばらくは、岡谷でその光景は見られました。

 

 その岡谷駅に着きました。

 おおっ、これはびっくり

 当時、しなのに先行して作られた振り子電車の試作機ではないかおねがい

 こちら側は斬新なデザインです。

 

 反対側は、クハ381に似ているけど、随分丸っこい絞り。

 

 手前の車輪はなんなんだはてなマーク

 

 位置的に連接車構造を写すことが難しかった。

 

 この試作機を経て「特急しなの」振り子電車が量産されたのですね。

 デビュー当時は足元をすくわれるような独特な揺れに車酔いした人も多かったようですが、台車ダンパーの改良で徐々に地位を確立していった訳です。

 

 ハイテク化した現在のE353系「あずさ」には使われていませんが、

先代のE351系「あずさ」までは、振り子式を使っていました。

 

 この試作機は、しばらく岡谷駅で眠っていたそうです。

 

  

 ここはどこなんだろう?

 地形的に山梨県っぽいのですがメモがない。

 

 荷物電車が先頭で来ています。

 

 ここもヨクワカラナイですが、115系。

 

 当時は中央線を乗っていると70系はもうなかったようですが、80系、115系(湘南色)、115系(スカ色)、165系、183系、381系、などなどさまざまな車両が見られました。

 これに近い光景が中央東線ではフツーに見られたのです。

 

 写した当時は何とはない写真でしたが、40年以上も経つと骨董的な意味を持ってくるものだと思いました。

 

 また、古い写真が見つかりましたら、特集を組みましょう。

 

 今回で、昭和54年シリーズはおしまい。

 

 次回は、ディーゼル車両を紹介出来るかもしれません。

 

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Source: 美里山倶楽部

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