昨日書いた「ヘビさんがやってきた」が予想外に読まれたので、「補足編」だけ載せておきます。
本編のレイアウト「美郷山鉄道」でも1日500アクセス近くは滅多に無いのにね
補足編は、「ヒメ」の環境についてです。
もちろんヘビを長く飼っている方から見れば当たり前のこと。
でも鉄道模型からのアイディアはないのか?
さて前回も紹介した前面アクリル板の衣装ケース。
考えて見ればアクリル板への張り替えも鉄道模型的アイディアかもしれません。
温湿度の把握は爬虫類では重要ですので、内外2点測定出来るA&Dの温湿度計がありました。
これは、何故買っていたか定かではありませんが、模型の環境を測定するためのものだった記憶が・・・
2点温度測定出来るタイプは多くありますが、湿度まで行けるタイプは多くありません。
表示の下側がケース内の気温と湿度です。
今の時期、居間に人がいる時は薪ストーブの遠赤効果でケース内も暖まります。
しかし、不在時、夜間時はヒータの出番。
前回書いたように右側の16Wでは足りなくて左側の40Wを買い足しました。
温調はこちらが定番のようです。
昼間と夜間の温度調節が出来ます。
いまの設定では、昼間7~18時 27~30℃、夜間18~翌朝7時 24~27℃、に上につけたヒータをON/OFFさせてコントロールします。
また、別のコンセントにはタイマ-コントロールも出来て、見えている設定では床側のヒータを14:00~19:30まで入れなさいとしています。
床側のヒータは38℃で単独に設定できますが、常に電気入れて置くと低温火傷のおそれもあるらしいので、美里山倶楽部は人がいない時間帯と夜間はヒータ入れるとして、人がいる間はヒータを切っています。1日に4回のON/OFFができるので細かく決めました。
またケースの奥側と向かって右側の面はスタイロでカバーして断熱効果を期待しています。
これは鉄道模型やってないと思いつかないアイディアでしょうね。
山の材料が断熱材として使われる訳です。
湿度調整も大事です。
加湿器があればいいでしょうが「ヒメ」にはそこまで要らないだろうとドリップ用のコーヒーフィルタで自然蒸散させる加湿器を2セット置いています。
これで、最低でも30℃で40%、高いときは25℃で70%位に調湿してくれるので当面は大丈夫そう。
これは新潟の模型屋さんでやっていたショーケース内の調湿からいただきました。
脱皮時には、手前にある噴石に水を含ませると常時65%以上になりそうなので問題ないでしょう。
脱走防止の補強はこの蝶ネジで上蓋をしっかり抑えます。
じつはこれ、鉄道模型クラブに在籍していたときにモジュールを連結固定していたときに使っていたネジの固定方法をパクったものです。
最後はライティング。
餌やりや掃除の時どうしても手元が暗いのでその時ようとして、普段は点けません。
河原町鉄道がお祭りの夜などのイベント時に客寄せのために外でつけていたスポットライト。
夏の夜、灯りに虫が寄るように灯りに人が引きつけられるんですね。
スポットをつけると「ヒメ」が美人に浮かび上がりました。
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Source: 美里山倶楽部