模型の導入順に、当時の思い出を話しながら同時に交検(定期運転検査)を行っている「模型紹介シリーズ」。
今回はTOMIX製の「高崎車両センター旧型客車セット」です。
このセットは、JR東日本が現在でもイベント列車用に残している、旧型客車を模型化した物で、国鉄時代とは違い、「列車無線アンテナ」が付いていたりで、面白いです。
こんな感じで、実在するナンバーの列車構成になってます。
各地で走らせたイベント列車を組成して、再現出来るという意味で、貴重なセットになります。
【TOMIX】国鉄 C57蒸気機関車(135号機)<2003>
これが発売した2012年3月の時点で、引かせられる蒸気機関車が、これしかいなかったので、ゲストで登場してもらいます。
※135号機は最後に函館で活躍し、大宮の鉄道博物館に静態保存されている機関車です。
しかし、登らないんですね。
模型の蒸気機関車は、基本平坦路専用ですから、致し方ないんですよね。
ボイラーの中にウエイト仕込めば、改善されるかもしれません。
仕方ないので、実車同様補機(EF64-1001)を最後尾に付けます。
なお、こちらも2012年3月入線のため、一緒に紹介します。
このEF64-1001はこの頃は茶色に塗装されており、補機の役目が多かったです。
模型の方は2011年9月発売でしたが入線させず、2012年3月に特価になっていたので入線させた流れです。
イベント用に使えるように、片側にテール点灯の角形LEDを組み込んでいます。
もちろん「電球色LED」に交換済みです。
補機を連結しているので、問題なく登っていきました。
ヘッドマークが付けば、完全にイベント列車ですね。
今回の主役は、客車の方になります。
【181】JR東日本 高崎車両センター・旧型客車セット
メーカー:TOMIX製<92829>
発売:2012年2月
導入時期:2012年2月26日(新品)
形式:オハニ36/スハフ32/オハ47×3/スハフ42
両数:6両
改造:TNカプラー化
●導入経緯
尾久車両センターのイベントや、高崎出発の水上号など、何度か目撃しているので、運転会等にも使えそうと言うことで購入。実際は、機関車のお供に登場する程度で、そこまで活躍していない。
「八高線旧客ツアー(DD51牽引)」「EL/SL 仙台・宮城DC号(2013年)」「東北本線120周年記念号(ED75牽引)」など、当時はそこそこイベントやっていました。
【186】JR EF64-1001(茶色)
メーカー:TOMI製<9110>
発売:2012年3月
導入時期:2012年3月19日(新品)
形式:EF64形1000番台(JR東日本イベント仕様)
両数:1両
改造:電球色LEDライト/白色LEDテール点灯化改造
●導入経緯
茶色と言うことで、あまり好きでは無かったが、イベント用の補機として使えそうなので導入。
今は原色に戻っており、代わりに「1052号機」が茶色になったが、昨年末に廃車回送された。
イベント機としては良かったんですけど、後に「復活国鉄色セット」として発売され、重複してしまった。
機関車としての走行シーンが、一番合っている気がします。
イベント用で、フル編成で走ることは、少ないんですけど、組成によって色々出来るのが良いセットです。
当時(2012年3月)の在籍数。
急行型 6両/特急形 74両
通勤形 272両/近郊型 63両/気動車 9両
蒸気機関車 1両/電気機関車 59両(EF64-1000 9両)/ディーゼル機関車 5両
貨車 260両/緩急車 12両/特殊貨車両 2両/事業用車 14両
客車 220両(旧型客車 15両)
私鉄通勤車 3両/私鉄特急 14両
外国形 8両
合計 1022両(後日追加した車両分含む)
これで銀河に旅立ち・・・違った。
列車無線アンテナ付きは今風で面白いですけど、せっかくの金型を生かし切っていないので、ちょっとずつバリ展して欲しい所です。
以上、「旧客セットとEF64-1001(茶)の紹介」でした。
Source: 日常と、鉄道模型の部屋・待避所