【模型紹介】181 旧型客車「高崎車両センター」セット ~現存するイベント用の旧客~

【模型紹介】181 旧型客車「高崎車両センター」セット ~現存するイベント用の旧客~

模型の導入順に、当時の思い出を話しながら同時に交検(定期運転検査)を行っている「模型紹介シリーズ」。

今回はTOMIX製の「高崎車両センター旧型客車セット」です。

このセットは、JR東日本が現在でもイベント列車用に残している、旧型客車を模型化した物で、国鉄時代とは違い、「列車無線アンテナ」が付いていたりで、面白いです。

 

こんな感じで、実在するナンバーの列車構成になってます。

各地で走らせたイベント列車を組成して、再現出来るという意味で、貴重なセットになります。

 

【TOMIX】国鉄 C57蒸気機関車(135号機)<2003>

これが発売した2012年3月の時点で、引かせられる蒸気機関車が、これしかいなかったので、ゲストで登場してもらいます。

※135号機は最後に函館で活躍し、大宮の鉄道博物館に静態保存されている機関車です。

 

しかし、登らないんですね。

模型の蒸気機関車は、基本平坦路専用ですから、致し方ないんですよね。

ボイラーの中にウエイト仕込めば、改善されるかもしれません。

 

仕方ないので、実車同様補機(EF64-1001)を最後尾に付けます。

なお、こちらも2012年3月入線のため、一緒に紹介します。

 

このEF64-1001はこの頃は茶色に塗装されており、補機の役目が多かったです。

模型の方は2011年9月発売でしたが入線させず、2012年3月に特価になっていたので入線させた流れです。

 

イベント用に使えるように、片側にテール点灯の角形LEDを組み込んでいます。

もちろん「電球色LED」に交換済みです。

 

補機を連結しているので、問題なく登っていきました。

 

ヘッドマークが付けば、完全にイベント列車ですね。

今回の主役は、客車の方になります。

 

【181】JR東日本 高崎車両センター・旧型客車セット

メーカー:TOMIX製<92829>

発売:2012年2月

導入時期:2012年2月26日(新品)

形式:オハニ36/スハフ32/オハ47×3/スハフ42 

両数:6両

改造:TNカプラー化

 

●導入経緯

尾久車両センターのイベントや、高崎出発の水上号など、何度か目撃しているので、運転会等にも使えそうと言うことで購入。実際は、機関車のお供に登場する程度で、そこまで活躍していない。

 

「八高線旧客ツアー(DD51牽引)」「EL/SL 仙台・宮城DC号(2013年)」「東北本線120周年記念号(ED75牽引)」など、当時はそこそこイベントやっていました。

 

【186】JR EF64-1001(茶色)

メーカー:TOMI製<9110>

発売:2012年3月

導入時期:2012年3月19日(新品)

形式:EF64形1000番台(JR東日本イベント仕様) 

両数:1両

改造:電球色LEDライト/白色LEDテール点灯化改造

 

●導入経緯

茶色と言うことで、あまり好きでは無かったが、イベント用の補機として使えそうなので導入。

今は原色に戻っており、代わりに「1052号機」が茶色になったが、昨年末に廃車回送された。

 

イベント機としては良かったんですけど、後に「復活国鉄色セット」として発売され、重複してしまった。

 

機関車としての走行シーンが、一番合っている気がします。

 

イベント用で、フル編成で走ることは、少ないんですけど、組成によって色々出来るのが良いセットです。

 

当時(2012年3月)の在籍数。

急行型 6両/特急形 74両

通勤形 272両/近郊型 63両/気動車 9両

蒸気機関車 1両/電気機関車 59両(EF64-1000 9両)/ディーゼル機関車 5両

貨車 260両/緩急車 12両/特殊貨車両 2両/事業用車 14両

客車 220両(旧型客車 15両)

私鉄通勤車 3両/私鉄特急 14両

外国形 8両

合計 1022両(後日追加した車両分含む)

 

これで銀河に旅立ち・・・違った。

列車無線アンテナ付きは今風で面白いですけど、せっかくの金型を生かし切っていないので、ちょっとずつバリ展して欲しい所です。

 

以上、「旧客セットとEF64-1001(茶)の紹介」でした。

Source: 日常と、鉄道模型の部屋・待避所

鉄道模型カテゴリの最新記事