模型の導入順に、当時の思い出を話しながら同時に交検(定期運転検査)を行っている「模型紹介シリーズ」。
今回はKATO製の「中央線101系基本セット改、武蔵野線101系」です。
2010年にレジェンドシリーズの101系を発売して、それの通常販売モデルが2012年2月に発売。
しかし、内容的にもレジェンドとは変化がわかりにくかったことから、中央線2本よりも、武蔵野線に転属した仕様を作ろう・・・となりました。
同時発売で「101系メイクアップパーツ」が数種発売され、その中に「方向幕セット」があり、「西船橋-府中本町」という固定幕が存在したので、それを使いました。
101系は手動回転幕でしたから、折り返し時での行き先変更は、大変でした。
また中央線に新製103系導入→玉突きで武蔵野線101系を1000番台化され導入。地下区間が多かったことから、「難燃加工時改造」で1000番台化されました。
外観は全く変わっていないことから、模型の車番変更は行ってません。そのうち「武蔵野線101系1000番台」を商品化すると踏んでいたので、その時に中央線に戻す予定でしたが、製品化は行われず今に至ります。
こちら側は、初期車の「内はめ式テール」ですね。
しかし、「電連もどき付き(フック式連結器)」は、いただけません。
ここで、ついに引退の話が出てきた「やくも」が登場、連結器の交換の犠牲になってもらいます。
じつはすでに、一部中間連結器を、フック式に交換していまして、その続きです。
中間部分の連結器は目立たないので、正直どっちでも良いですからね。
※旧タイプの方が、若干連結は楽です。
サイズ的には同じなので、そのまま流用出来・・・ませんでした。
153系の時点では大丈夫だった気がしますが、今は妙な出っ張りが出来てますねorz
なお「国電形(前面フラット)」と「近郊型(前面流線)」で、カプラー形状が異なるので、中間車から流用できるのは、「国電形」や「クモヤ」等の平面顔になります。
流用できないのなら、カプラー部分だけ交換して、戻します。
ハプニング発生!
復旧に時間掛かりましたorz
パッと見て、わかるほどの変更ではありませんが、少し「男前」になった気がします。
次に、逆側の先頭車も変更します。
こちら(やくも)は、たまたま動力車でしたので、形状が全く違いましたが、問題なく交換できました。
なお、バネを飛ばした場合は「アーノルドカプラー用」での流用が可能です。
うん、こちらも男前ですね。
今回使ったのは基本セットですが、ダミーカプラーでは無かったんですよね。
それ以外の加工としては、「内装追加」と「ライトケース内銀塗装」が、やってあります。
今だったら、ガンダムメッキマーカーで塗っているかもしれません。
中心気味のライト点灯は緩和されませんが、停止時の銀色っぽさは増してます。
初期車の小さいテールが、かわいらしいですね。
【179】国鉄 武蔵野線101系1000番台仕様
メーカー:KATO製<10-886>改造
発売:2012年2月
導入時期:2012年2月26日(新品)
形式:101系1000番台(国鉄仕様)
両数:6両
改造:現行カプラー化/内装追加/ライトケース内塗装
●導入経緯
武蔵野線も収集対象でしたので、そちらのラインナップ強化をする目的での購入。
この方向幕、模型としては残したかったのが、強いですね。
オレンジ車両と高架駅、武蔵野線らしいですね。
非冷房屋根を見ると、「次の列車は40分後」だったのを思い出します。
西国分寺で乗り換えると、当たればすぐ来て、失敗すると40分後ですから、ギャンブルでもありましたね。今はスマホで時刻が確認できますけど、当時携帯さえ持てない時代、時刻表持ち歩きませんからね。
●「新宿」(山手線)→「池袋」(赤羽線)→「赤羽」(宇都宮線か高崎線)→「大宮」の方が、早かった事もありました。
「赤羽線」に反応した方、「昭和のおじさん・おばさん認定」です。
「埼京線」はまだ有りませんでした。
「窓を開けて走行」は、当時当たり前でしたね・・・別の意味で、今もそうか。
当時(2012年2月)の在籍数。
急行型 6両/特急形 74両
通勤形 272両(101系 35両)/近郊型 63両/気動車 9両
蒸気機関車 1両/電気機関車 58両/ディーゼル機関車 5両
貨車 260両/緩急車 12両/特殊貨車両 2両/事業用車 14両
客車 214両
私鉄通勤車 3両/私鉄特急 14両
外国形 8両
合計 1015両(後日追加した車両分含む)
101系、そんなに居たっけ?
「中央線 10両(レジェンド)」「総武緩行線 10両」「南武線仕様 6両」「鶴見線(鉄コレ) 3両」
今回の「武蔵野線 6両」・・・思ったより在籍していました。
そうそう、この形式で、「前面窓角度の変更」という魔改造も施されており、101系っぽさが、強調されていました。
ちなみに再生産は全くなし、けっこう残っていたのかもしれませんね。
いまは昔と違い「バリエーション展開方式」が多いので、別売りだった「クーラー」「シールドビーム2灯」を付けた状態で、線区毎に指定して販売すれば、まだまだ幅広く販売できそうな気がします。色は決まっちゃうかもしれませんけど。
話が脱線しましたが、今日はここまでにします。
以上、「武蔵野線101系、4M2Tのトンネル内爆音」でした。
Source: 日常と、鉄道模型の部屋・待避所