散歩の後のレイアウトに夕陽が差し込む

散歩の後のレイアウトに夕陽が差し込む

 2月23日は冷え込みました(-9.6℃)が昼間は暖かくなり、午後外へ出てみると庭のフクジュソウが咲いていました。

 フクジュソウの黄色い花びらが日光を反射して黄金色に輝いていました。
 

 小川沿いを天竜川まで下っていく途中、川に流れ込む側溝の水が凍っていてなかなか美しい光景を作っていました。
 
 これは天竜川のダム湖になります。
 カモなどの水鳥もいたんですけど、我々が近づいて行ったら逃げちゃった。
 右手に赤い吊り橋が見えていて、この橋を渡って対岸に来ています。
 この吊り橋は、車が渡れる頑丈な橋ですけど床面の木が老朽化していて、この4月から8月まで通行止めにして床面を張り替える事になっています。
 
 5ヶ月もかかるっていうのは都会では考えられないでしょうが、田舎ではあるある状況でして、もっと大きな橋の架け替え工事になると1年半も通行出来ないなんてこともあります。
 
 天竜川から戻ってくる時にいつもと違う道を遠回りして帰ってきたらこんな倉通りに巡り会いました。
 
 四つの倉が道に沿って曲がりながら繋がっています。
 

 しかも、倉と倉の間におそらく門があってその下を通って母屋に入る構造です。
 
 今は門が取り払われていますがさぞかし立派な門があったことでしょう。
 

 もう一つは更に立派な構造でした。
 
 門の上の櫓みたいなところは黒漆塗り。
 

 門の形までしっかり残っています。
 普段は、右側の通用門で御用聞きが出入りしていたんでしょう。
 
 まるで時代劇を見るかのような作りではないでしょうか?
 なまこ壁の黒い部分も漆が塗られていたんでしょうね。
 

 こんな明治?江戸?から続く倉通りが現存していることに驚きましたし、レイアウトでも再現してみたい作りです。
 
 現在でもお住まいのところでして、ここをくぐって近代風な家屋が建てられていました。

 
 そこから、河岸段丘を上がっていくとお寺がありますが何やらチェーンソーの音が聞こえましたので、いって見ると大きな杉の木を切り倒しているところでした。
 

 5本ある杉の大木を全て切り倒すというのです。
 ちょうど住職とその奥さんが外へ出ていたので話を聞いてみますと、ここ数年で杉が傷んできて、枝が落ちたりして瓦を割ったりすることが多くなったので切ることにしたそうです。
 
 切ってみると中が一部空洞になっていて杉自体も元気がなくなっていたそうで、5本杉を全て切ることになったとのこと。
 
 樹齢は170年を越える大きな木もあったそうです。
 
 そんなことで、あちこち寄り道をしてきたら、帰るともう夕方4時になっていました。
 
 そして居間の方に来てみると、夕陽がかった柔らかい陽射しがレイアウトの大神神社を浮き上がらせていました。
 

 これは、まさに降臨。

 思わず、手を合わせたくなるような光景になっていました。 

 この時期ごく限られた時期と時間帯に起きるようで、妻は何回か見たことがあるそうですが、美里山倶楽部は初めてみることが出来ました。

 

 「早く周辺も作れよ」という大神神社のお告げかもしれません。

 

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Source: 美里山倶楽部

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