【KATO】EF16 22「<3063>グレードアップ加工品・区名札入り特製品」(KATO京都駅前店)
今回登場するのは、先月京都に旅行した際に、EF15の特製品を買いに京都店へ寄ったら売っていなくて、代わりに買ってきたのが、「EF16 22号機」でした。
この製品はナンバー組み込み済みにくわえて、「区名札印刷済み」という代物で、京都店の専売品でした。
1万以下で、特製品にしては安いなと思ったら、印刷追加と付属のナンバーを付けただけだったのですね。
納得しました。
じつはうちの初回生産品も「22号機」で、被っちゃいましたorz
後ほどナンバーを変えます。
並べてみました・・・意味ないですね。
それともう一機、再生産品の「20号機」で、こちらは別パーツの「ガーランドベンチレーター」に乗せ替えてます。
後の2機共に検査切れなので、ついでに交検を行います。
なぜか、両方とも、動きが渋いですorz
とりあえず20号機は、やることないので油刺して走行させます。
直後に脱線。
しかも夕日に照らされて、余計リアルになってますねorz
冗談はともかく、20号機は3分ぐらい周回させたら、正常になりました。
次に、初回品の22号機ですが、同じ「グローブベンチレーター仕様」の「21号機」に変更します。
はめ込み式なので、押せば外れるのは、大変助かります。
「懐かしの白基板」ですね、「後方ちらつき軽減」改造しています。
数秒で「21号機」に化けました(笑)
こちらもしばらく走っていて貰います。
さて、今回の主役の「新22号機」ですが、購入後に指摘が入りました。
「避雷器の位置が違うんですよね」と・・・。
調べてみたら、2エンド側の避雷器は、パンタの後方(中央寄り)という事が判明。
どうするか、数日考えていましたが、「穴開けて移植するか、元の穴も埋めて茶色にタッチアップする方向」と決定しました。
まずはパンタを外し位置を確認。
スペースはありますね、土台の再現は無理だけど・・・。
外してみたら、なんと差し込み式になってました。
従来の穴に入れる物だと思っていましたが、わざわざ取り外しても穴が残らない新規パーツにしていたことに驚きました。
従来品の避雷器を準備。
穴開けをするために、現物合わせでドリルを準備。
「現物合わせ」は説明したことないですね。
写真のように、開ける対象の物とドリルの刃を当てて、同じサイズの物を探す方法で、プロの現場でもこの方法は行います。(元機械設備業)
このドリル刃は、1.2mmなんですが微妙に小さいですね。おそらく適正サイズが1.3mmだと思われますが、次のサイズが1.5mmなので、このサイズで行きます。
先に下穴で「0.8mm」で開けた後に「1.2mm」で拡大します。
いきなり大きいので開けると、ズレが大きいんですよ。
ぱっと見、真ん中に来ているように見えますよね。
やはりそのままでは入らなかったので、端をカッターで落としました。
これなら、文句なしですね。
値段の高い「特製品」を、惜しげも無く加工するのが、「かんちょクォリティ」です。
それにしてもこの加工、やった例が無かったので、「私が人柱になりました」(笑)
ついでにコンデンサをニッパで破壊。
簡易常点灯化しておきます。
こんな感じになります。
予想より自然に見えるのは、私がビックリしています。
試運転のお供に、「EF15 184号機(高崎機関区)」を選択。
こちらは特製品ではありませんが、独自にスノープロウ付けています。
これなら、「22号機」らしく見えるかな?
ここを気にするのは「昭和のおじいさん・おばさん認定」です。
そうそう、貨車は「花輪線セット」を使いました。
避雷器の位置・・・普通気がつかない気がしますよ。
もちろん、上から撮影したら、バレバレですけど・・・。
天使が降りてくるように見え・・・ませんねorz
まぁ、そんな感じで、半ば無理矢理落成しましたが、参考になったでしょうか?
まさか避雷器の位置加工やるとは、誰も思わないと思いますが、やりたくなった人もいるのかな?
余談ですが、「23号機」は、ベンチレーターより中心に2個避雷器が付くみたいなので、2カ所穴開けるチャレンジャーがいたら、やってみて下さい。
・・・考えたら「Gクリア接着」でもいけるのかもしれませんけどね。
以上、「京都店特製品の22号機を、追加加工してみた」でした。
オマケ
久しぶりに、サブブログ更新してみました。
カセットデッキの修理の話ですけど、「グリス固着を動かすようにする」内容なんで、どこかで聞いたような?
お暇でしたら、寄って下さい。
Source: 日常と、鉄道模型の部屋・待避所