模型の導入順に、当時の思い出を話しながら同時に交検(定期運転検査)を行っている「模型紹介シリーズ」。
今回は「EF64 37号機」です。
この製品は2011年5月だか6月に発売した製品で、「EF64 5次形」として同時発売された製品で、TOMIXのEF64シリーズとして、細かい分類を行った時の第二弾になります。
5次形と同じく避雷器がパンタ前になります。
37号機は1970年に落成し、中央本線を中心に活躍。JR化後に高崎機関区配置となりましたが、甲府に在住し中央東線を中心に活躍し、途中で茶色になったり最後は原色に戻ったりで、結局最後の0番台として2021年11月に秋田総合車両センターに回送され、解体されてしまいました。
元のライトの色は「オレンジLED」でしたが、初期の頃に「電球色の3020サイズLED」に載せ替えました。
今回検査と言うことで、「車輪清掃」と「注油」を行いました。
またこちらも、ブルトレを牽引させたこと無かったので、今回「(さよなら)あけぼの」を引っ張り出してきて走らせました。
(ついでにカニにも室内灯追加)
「あけぼの」というと、KATO製が主流になりますが、さよならセットのみTOMIX製が存在します。
これも市販化待ちですね。
KATO製も持っていますが、車両構成は異なります。
高崎機関区所属だったこともあり、何度か「あけぼの」を牽引したりもしています。
漏れちゃっていますが、長岡運転所所属の時期も、有ったようです。(一部の人に悪魔のささやき)
茶釜のあけぼのは初でしたが、これもなかなか良いですね。
実際には、突発で牽引に入っていたようなので、この組み合わせは見ることがありませんでした。
けっこうかっこいいですね。
【157】高崎車両センター EF64 37号機(茶色)
メーカー:TOMIX製<9118>初回品
導入時期:2011年6月前半(発売は5月末?新品)
形式:EF64形0番台 5次車(JR東日本仕様)
両数:1両
改造:片側TNカプラー・片側カモメナックルカプラー化/ライト電球色LED化
●導入経緯
この37号機は、甲府に行くたびに、側線に置いてあったため、よく出会う機関車でした。
ちょうど発売されたので当然導入。ロクヨン好きでしたからなおさらです。
今回牽引したあけぼのも検査切れだったので、車輪清掃等を実施し交検としています。
某レンタルレイアウト走行後、5年寝かしたため、車輪がえらく汚れてましたorz
KATO製とTOMIX製、どちらもあけぼのなんですが、全長の長い「カニ24-102」や車番の違う車両達等、マニアックな違いがあります。
当時(2011年8月)の在籍数。
急行型 6両/特急形 59両
通勤形 262両/近郊型 63両(813系 3両)/気動車 9両
蒸気機関車 1両/ 電気機関車 50両(EF64・0 6両)/ディーゼル機関車 5両
貨車 224両/緩急車 11両/特殊貨車両 2両/事業用車 14両
客車 204両
私鉄通勤車 3両/私鉄特急 14両
外国形 8両
合計 935両(後日追加した車両分含む)
※「あけぼの」は含んでません。
裏検査になりますが、さよならセットの「EF64-1031」「EF81-138」も車輪清掃と動作チェックを行っています。
客車の車輪がかなり汚れていて、セットの機関車は抜きにする・・・出来ませんよね。
そんなわけで、「あけぼの」も引っ張り出してきましたが、こっちの方が検査時間が掛かってしまい、公開が大幅に遅くなってしまいましたorz
おまけ
(甲府駅ホームより2017.08.14)
EF64の37号機、昨年廃車になっていたのは、調べてみてショックを受けましたorz
実年齢で51歳・・・私と一つ違いと言うことで、さみしく感じますね。
昭和→平成→令和と半世紀活躍してきたのも、凄いと言えば凄いんですけどね。
以上、「EF64 5次形 茶色い37号機」でした。
Source: 日常と、鉄道模型の部屋・待避所