お名残惜しいですが、今回で最終回。
ここからは美里山倶楽部が全く手出し出来ない領域になりますので、むしろ詳しいのは読まれている方々の方でしょう。
もし追加したい内容があれば、コメントにお書きくださればどんどん増やします。
4.自動運転派
自動運転するために一番大切なのはセンサーでしょうか?
センサー無しでは、列車検知できませんので当然ですが、このセンサーにも歴史があるようです。
1980年代以前は、マグネットを車両に取り付けて地上子は磁力を感知するタイプでした。
検知エラーは少なかったんですが、編成毎に磁石を取り付ける手間がありましたしあまり編成長が変わると停止位置がずれることもありました。
そいうったセンサーで代表的なプランが上記2タイプ。
上は、ポイント to ポイントで中間駅を設けてすれ違うプランです。デモンストレーションでもこれをよく見ました。中間駅を増やすと2列車以上も可能です。このプランはポイントをスプリングポイントにしておけばプログラムはそれ程が面倒くさくはなかった覚えがあります。
下は、スイッチバックを自動的に行うプラン。こいつの難しさ走行を反転させるとほぼ同時にポイントを切り変えなきゃならないことです。
それに加えて2列車を同時に運転させるのはSHARPのポケコンでも難しかったと当時の担当していた友達が言ってました。
エンドレスは、この単線中間駅2つが基本パターンでした。
これを自動運転できれば、イロイロと応用が利くようになります。
センサーもマグネットセンサーから光学式になって列車側に加工は要らなくなりましたが、夜景に向かない欠点がありました。
そして現在は金属車輪なら接触式のセンサーを設置すればほぼノーミスで検知できるのと、簡単なTCS自動運転ユニットやTNOS制御システムなどがありますし、出来る人はコンピュータで思いのままプログラム出来るようですが、美里山倶楽部の頭脳ではついていくことができません。
5.DCC推進型
DCCの方は、全く知識がありませんので、いろんなところからパクりしての説明にとどめさせてもらいます。
かいつまんで言えば、線路にはDCCのコントローラーから14V程度、周波数8kHz程度の交流を流してその中に制御用のデジタル信号を入れて車載デコーダやポイントデコーダを制御します。
つまりいろんなデジタル信号を供給することで、同じ線路で何編成も同時に走らせられるし、ポイントも制御の仕方によっては、ヤードの多岐に別れたポイントを「14番線の電車を出すようにポイント変われ!」と命令するコマンドをマイコンでも使えば出来るので、間違うことが格段に減り複雑な線路配置でもポイント操作ミスは起きません。
従って、ポイントまでDCC化している方のレイアウトは、DCC運転が十分楽しめるように単純な複線だけでは無く枝線やヤードの線数も多いようです。長いヤードを作って2,3列車を留め置くことも出来ますからね。
いいことずくめなのですが、問題はいつDCCにするかでしょう。
始めから、またはそれ程車両が多くない状態からなら、投資額も少ないですし一気に変えた後は、車両増備毎にデコーダを加える感じで楽に進められます。
しかし、数百両持っているところかのチェンジはなかなか大変と言うことです。
もう一つはコイルバネで通電させているTOMIXの車両との相性が必ずしも良くないと言うことです。
コイルバネのインダクタンスの関係なのか、点接触しかしないところへの高周波数の問題なのか美里山倶楽部は分かってないのですが、発熱とそれによるプラスチックの溶けが発生し易いみたいです。
DCCを楽しまれている方はその辺りを克服していますのでブログなどを参考にされると良いでしょう。
あとDCCをレンタルレイアウトの持って行って無断で接続させて、ポイントや信号を全部焼き切ってしまうという犯罪的行為が知り合いの模型店でありました。
言語道断の話ですが、店長さんは1年経っても美里山倶楽部が行くたびにその話をします。
迷惑行為はやっては行けません。
以上で美里山倶楽部の個人的感性のお話を終わります。
お付き合いありがとうございました。
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Source: 美里山倶楽部