こんばんは
真岡駅のすぐ横のキューロク館に保存されている客車。
屋内に保存されているので外観は撮り難いですけど車内は懐かしいな～
スハフ44、昭和の夜行急行列車にいちばん多く使われていた43系客車。
真岡駅 SLキューロク館 スハフ44 25 2022/1/29
木枠の座席にテーブル、灰皿、窓側の足元は暖房。北海道で使用されていた客車なので窓は二重窓。
高校生～大学生の頃、夜行列車のこの硬い座席で何十回寝たかな～
夏休み冬休み春休みにカメラを担いで彷徨ったときだけじゃなく帰省も出稼ぎのおじさんたちとこのボックス席。
空いていれば１ボックスを占有して横になってL字に体を曲げたり窓側に頭を置いて足を通路にはみ出したり…どうやっても寝難い…
今、真岡に保存されている客車は函館運転所に配置されていた客車だから函館-札幌の夜行列車で乗っていたこともあったかも。
昭和の函館駅で発車を待つ札幌行き（倶知安、小樽経由）の41列車。客車３両と本州から連絡船で航送されてきた荷物車・郵便車の編成。右側の光の帯は連絡船から貨車を引き出すディーゼル機関車が通り過ぎたのかな。
1985/7/22 函館 41レ DD51745＋旧型客車・郵便車・荷物車（画をクリックすると大きな画が開けます）
ASA64のコダクローム、f4で30秒開放。f4では光は散らばってまとまりません。f11くらいまで絞り込んで60～120秒くらい開くのがいつもの撮り方だったけどなぜかこの時はたった30秒開放の超短時間撮影。夏休みの北海道、大きな荷物を持った若い人が溢れた頃、のんびり撮影していたら席が取れない～と焦っていたのかな。
昭和の頃、函館-札幌だけじゃなく、札幌を中心に稚内・網走・釧路・函館へ夜行列車が出ていました。夜、札幌を出ると朝６時７時には最果ての地へ。
こちらは網走行きの急行大雪５号、札幌から夜を走って網走まであと少し。
1982/8/10 女満別→呼人 515レ 急行大雪５号 DD51＋荷物車・郵便車・旧型客車
A寝台・B寝台・グリーン車、その後ろに普通車。この時も夏休みなので普通車も満席だったことでしょう。
このボタンの向こうには迫力ある汽車も風景の中の汽車も心象風景の中の汽車も蒸機が現役だった時代もいろんな鉄道風景が待っています。
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先週末の真岡撮影行、いきなり古い写真に脱線して先に進みませんけど長くなったので今日はここまで。続きはまた明日です～
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Source: ねこの撮った汽車
