今回は三回目。
二回目ほど美里山倶楽部を露出しませんのでご安心ください。
3.小型ケース派
代表的なのはダイソーなどで売っている「コレクションボックス」と言われるケース内にミニミニジオラマを作って行きます。
このケースは、ジオラマ作りのハードルを思いっきり下げてくれました。
それに加えて、鉄女と呼ばれるように女性がこういったミニジオラマを作るきっかけにもなりました。
女性だけではないんですが、こういった小さな空間にきれいにミニチュアを飾るのが好きな方って結構いまして、鉄道模型をやっていなかった方々にもじんわり人気があります。
美里山倶楽部も2個製作しています。
・持ち運びが便利
・自然の借景でリアルな撮影が出来る
このケースを使えば超リアル派のミニミニ版にもなるんじゃないのかな?
もちろん、小型ケース派はダイソーのケースだけではなくて他の閉じられた空間を利用します。
アタッシュケースなんか持ってこいですね。
ケースを開くとパソコンではなくてミニジオラマが飛び出してくれば大受けします。
ギターケースを利用する方もいました。
ギターの曲線がカーブを描きやすいので景色も作り易く先端にコントロール装置や電池を入れて走らせることも簡単?
20年くらい前までは。レコードプレーヤ上に作る豪の者もいました。
LPサイズのエンドレスを敷いて、33回転や45回転に合わせて列車を走らせ三脚で写真を撮れば、流し撮りが思いのままに撮ることが出来ます。
ターンテーブルシートに作り上げるので、いくつもチェンジ出来るし、普段はレコードプレーヤとして使えます。
72回転では列車が飛んでいってダメみたいでした。
4.運転一筋派
実は定義が難しいです。
主をこちらに置きながら、副を他に置いている方が多いです。
運転一筋派のレイアウトは、線路配置が複雑なことがまず揚げられます。
単純な複線エンドレスは好みませんので、少なくとも3列車同時運転以上が出来る線路配置になっています。
良いプランが見つかりませんでしたが、上記鶴見線モデルのプランの左側を複線化すれば、運転一筋派の最低限のプランに近づきます。
運転一筋派の方の多くは、周回でメイン駅を何度も通る(通過する)ことを好みませんので、必然的にメイン駅をターミナルにするか、メイン駅をポイントで分離して本線上はせいぜい中間駅があるプランをつくることが多いようです。
しかし、スペースにも都合がありますからフル編成よりも上手にアレンジした5~8両くらいでガンガン走らせたり、タイヤを組んで一日を通しで走らせることには長けていますので、運転後はお疲れで一杯やる方も多く見られます。
5.編成重視派
まずは、レイアウトの作り手と言うよりも、車両コレクションの方から攻めてみましょう。
・機関車
蒸気、ディーゼル、電機に関わらず、車番に沿った加工を丁寧に行いましてその追加加工の車番に合った時代の編成を後ろに従えて走らせますので、車番毎に同じ型式の機関車を何両も買いそろえる方も多いですし、同じ車番ですがC62 2のように東海道時代、北海道時代、梅小路京都時代と3両揃えるのもアリです。
・気動車
気動車は、実車で分割併合がやりやすいこともあり、最も拘るのは急行時代のキハ55やキハ58で多層階編成をカプラも替えて実車らしく分割併合を楽しんだり、普通列車は型式を越えて連結が可能なので混成編成を楽しんだりします。
・電車
電車は歴史が新しいのが多いので編成・車番を追いやすいこと、実際に現役で走っている車両が多いのでフル編成に組みやすいです。
一例で通勤電車を並べて見ましたが、本格的な方は前照灯の1灯、2灯にも拘り、色具合にも拘り、車内シートの色にも拘ります。
室内灯も大事なところですね。フル編成の車両に室内灯を付けると結構な高額になりますから、テープLEDなど駆使してコストと室内色にも主張があります。
・客車
貨車も含めて自己では動かない車両としましょう。
往年の国鉄時代の貨車&客車編成が懐かしい方は、テールライトに旅情と哀愁を感じているハズです。
現代の貨車&客車は編成が同一形式で統一されていることが多いので、異形式の混結にはなじめない方も多いです。
必然的に機関車と繋ぐことで編成になるので貨車&客車が大好きな方は機関車にも詳しくなります。
・レイアウト
実際のレイアウトとなりますと編成重視の方は広いスペースが必要になります。また、ヤードが充実していないとせっかく集めた車両が並べられません。
このため、製作場所は屋根裏が多いかもしれません。鴨居の上、別途小屋の中に作る方もいました、
また、新居を建てるときに中二階やロフトを盛り込んだりしてスペースを確保します。
線路配置はロングランが出来るのであれば2列車(複線)くらいが運転出来れば良くって、複雑な線路配置よりも10両、15両が停まれるホームがあって、運転を楽しむより走っている姿をウットリ楽しむのが主流でしょう。
美里山倶楽部は、車両加工は出来ないけどレイアウトはこのタイプかな?
作っている美郷山鉄道は、15両編成が停まれるホームとロングランを揃えていますからね。
編成重視でもスペースの問題、車両が多すぎてレイアウトを作るところまで車両置き場になっている方には、最近レンタルレイアウトが充実しているのでそちらで楽しむ方も大勢います。
いかがですか?
美里山倶楽部の個人的感性はみなさまに合っているでしょうか
残りが少なくなりました。最終回は苦手とする2項目
・自動運転派
・DCC推進型
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Source: 美里山倶楽部