【入線整備】EF58 特急色 ~カニのパンタ上下スイッチ付きのゴハチ~

【入線整備】EF58 特急色 ~カニのパンタ上下スイッチ付きのゴハチ~

【KATO】EF58 初期型・小窓「特急色」<3020-7>

数ヶ月前に手に入れた、20系「さくら(パンタ付きカニ)」の牽引機として、どうしても必要になったEF58。

電源車のパンタの上下スイッチを備えているのが、この特急色だった。

パンタ付きのカニ自体は、昭和38年(1963年)頃には全部撤去したので、その後は機関車の制約は無くなったようでしたが、当初は前面に「ジャンパー受け」が付いている特徴の有る機関車だった。

 

買い物記事を端折ってしまった関係で説明していませんでしたが、「簡易常点灯化」を先に行ってました。

 

右の茶色いコンデンサを、「ニッパでパチン」と壊しただけですけど・・・。

 

結構かっこいい塗り分けの特急色ですが、私が生まれる前には通常塗装になっていたみたいです。

この模型ですが、2004年に発売したのが最後でそれ以降発売していない。

なので、完品で手に入れることは難しく、専用のヘッドマーク「さくら」が付属していたことで、付属品欠品で妥協しました。

 

まずは「黄色LED」の股間(ミス変換)・・・いや、交換をしようと思う。

発売当初は「電球色LED」や「白色LED」は、まだ普及していなく値段も10倍だった。

そのため、オレンジに近い「黄色LED」が普及していた。そんな中のモデルです。

 

LEDの交換は簡単。

「電球内の切りかけの向きを確認」→「足の長さを決めて曲げる」(準備する)

これで交換して終わり・・・とはいかないんですね。

 

「黄色LEDの場合、抵抗の値を確認する」

前に話しましたが、「12V使用時には、480Ω以上にする」ということなんです。(細かい計算は抜き)

写真の抵抗の数字は「271・・・270Ω」ですね。(一桁は0の数)

厳密には、12Vの場合。

●電球色・白色・青色・紫・ピンク等・・・480Ω以上

●赤・オレンジ・黄色・緑・・・270Ω以上

になるんで、保険の意味も考えて480Ω以上としたわけです。

 

パワーパックの出力を上げなければ問題ない話ですが、レンタルレイアウト等で坂を登る際に、うっかり上げすぎないとは言い切れないため、交換した方が無難です。

 

写真に上手く写っていませんが、「560Ω抵抗」に交換しています。

 

それでも「高感度LED」(エルパラ製)を使ってますので、かなり明るいです。

 

やはりこの色ですよね。

 

次にカプラーですが、「EH200ナックルカプラー」を使います。

カモメナックルの灰色版ですね。

 

バネが省略されていたのでバネを入れます。

あれ?この構造だと、カプラー開きっぱなしのなるよな?

 

じゃ、付属のパーツ組み込んで、「開き止め防止」すれば良いのかな?

 

ダメだ、車輪が収まらないorz

たぶん「EH200発売前」、いや「カモメナックル発売前」で、対応できてないんでしょうね。

 

まさか、「爪楊枝戦法」(穴埋め)が必要になるとは・・・。

これやっとかないと、「自動開放」が多くなります。

 

こんな感じになりました。

 

あれ、前台車下のバネって無くて良いんだっけ?

(他のゴハチを確認)

やっぱりいるよね・・・ここも欠品でしたorz

 

とりあえず、カプラーも終了。

残るは「握り棒」ですね。

 

これ、大量に余っているんで、使用します。

 

よしよし、バッチリですね。(ヘッドマークも装着!)

ナンバーの方、拡大すると微妙ですが、この際仕方ないです。

なお、握り棒は抜けやすいので、ゴム系接着剤(Gクリア)併用にしました。

 

いつもの定位置ですが、この台車の振りはあまりかっこよくないですね。

20系さくらはまだ内装追加中なので、先に単機での出場にします。

 

ライトの方も、問題なさそうです。

もうこのトンネル、撤去しちゃってますので、登場回数は少なくなります。

 

逆側は、こんな感じになります。

やはりこの色、良いですね。

 

動力の方は、全く問題なし。

快調そのものです。

 

ということで、結構欠品が多い中での整備でしたが、それなりの姿になって良かったです。

一つ気になったのは、「信号炎管は無し」だったんですが、当時はまだ無かったのかな?

 

「昼間ライトが付いているのはけしからん!」

と思った方、昭和のおじさん・おばさん認定です。

まぁ確かに国鉄時代は付いてなかったんですけどね。

 

ということで、後は「さくらの出場待ち」になりますね。今度出る「初期あさかぜ」と同時期の編成ですから、同時走行が楽しみです。

 

以上、「EF58特急色、ついに入線。そして出場へ・・・」でした。

Source: 日常と、鉄道模型の部屋・待避所

鉄道模型カテゴリの最新記事