レイアウトの作り手を分類してみた

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  美里山倶楽部は、基本的にはレイアウト「美郷山鉄道」や、モジュールレイアウト「河原町鉄道」の製作記事、お役立ち記事を書いています(最近怪しくなってきています)。

 

 レイアウトを作る人は様々なのですが、大まかに個人的感性分けてみました。

 

 あくまでも、個人的感性ですからね。ほとんどの方は、主はこちらだが、アッチの要素もあるぞ、ってなると思います。

 

1.正統派

 50歳半ば以上の方に多く見られる。これは1950年代から1970年代前半にかけては、「鉄道模型趣味(TMS)」が唯一と言っていいほど鉄道模型をする方のバイブルとして役立ったからです。 レイアウトの参考書 昭和時代 にも書きましたけど、それに加えて「レイアウトモデリング」などの別冊をみんな買って読みこなしました。

 これによって伝統的な日本型レイアウトが確立しました。レイアウトの黎明期は美里山倶楽部も含めて国鉄のローカル線を作り、晩夏や晩秋の季節感が作り易く、ストラクチャーも自作物が良しとされましたので大変な苦労の後に完成させてTMSに掲載させることができれば一級のレイアウトとして認められました。

 

 現在もTMSに掲載されるレイアウトは正統派が主流で、もちろん現代ではレールからスパイクして線路を作るようなフルスクラッチの方はいませんけど、せめてフレキシブルレールでポイントはピコでという方は少なからずいます。

 非常に細やかなレイアウトを見ることが出来ますし、ウェザリングも品がよく参考にさせてもらうことは多々あります。

 

 美里山倶楽部も40歳半ばまでは、これら雑誌を熟読していましたので、第一次レイアウトは

・日本のローカル風景を原風景として取り入れる

・欲張らない線路配置

・神社やおいなりさんといった遊び物は入れない

といったTMSから自分なりに咀嚼して主旨を決めました。

 

 しかし、現在の美里山倶楽部が作るレイアウトやモジュールはここから距離を置いた形になっています。

 

 TMSを読み続けている方は、そのために「正統派に反するモノはレイアウトとは呼べない」という融通が効かなくなった方もごく一部生み育ててしまい、そういった方から時に辛辣なコメントをいただくことがあります(完全に無視するので削除対象ですね)。 

  

2.超リアル派

 このタイプは「映え」を意識した現代のSNSに合致した流儀と考えてます。

 

 実在の風景をどこまでそっくりに再現出来るか、画像をUPしたとき何人が「これ本物みたい」と言ってくれるか。

 

 そのようなことを意識して制作されているので、少しのエラーも許さない方々がやられているようです。

 

 一度だけ東京でナマを見せてもらいましたが、リアルさはスゴイですし絶対に真似はできないと思いました。

 よそ様のを勝手に借りてこられないので、美里山倶楽部の画像の中からそれっぽいのを持ってきましたが、「超リアル派」のジオラマはこの100倍くらいリアルです。

 

 切り取った景色になるため、ジオラマまたはモジュールタイプが多くなりますし、ストーリー性はあまり関係ないのか人形などは置かれないことが多いで、その辺りが上の画像と異なります。

 

 

 唯一の欠点は、実在の景色そっくりさんなので他路線の車両が走ると違和感が大きくなることでしょうか?

 しかし、今はそれをも補う工夫があるらしいです。

 

 これ以降、派閥は以下の区分けに沿って書いてみましょう。

 本日はココまでです。

 

・ドラマ・ストーリー派

・小型ケース派

・運転一筋派

・編成重視派

・自動運転派

・DCC推進型

 

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Source: 美里山倶楽部

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