「青春18きっぷの旅 2日目」の話ですが、内容が濃すぎるため2回にわけさせていただきます。
朝っぱらの5時台に出発、高崎を目指します。まずは「お尻の痛くなるE231系」がお出迎え。
東海道線も上野東京ライン開業で、乗り換えなしで高崎線や宇都宮線に直通しているのは、凄く楽になりました。
あとは常磐線が横浜まで来てくれれば・・・。
高崎からは211系3000番台。こちらはスノーのスカートが付いた、JR東日本仕様です。
湘南色は少数になってます。
信越線で終点の横川へ・・・。
かつてはEF62やEF63で、軽井沢へ抜けていました。
乗ってきた211系ですが、上部がグレーな変わった仕様でした。
「鉄道文化村」・・・と行きたいところですが、朝8時台なんでまだ開いてません。
そこで、一度は歩きたかった「アプトの道」を歩くことに・・・。
本当はバスで移動し、下ってきたかったのですが、10時50分らしいので却下。
この道は最初は「元信越線上り線」をアスファルト舗装した物で、非常に歩きやすいです。
もちろん文化村の車両達もお出迎えしてくれます。
そんな調子で、緩い坂を登っていきます。
平日だったので貸切。ただし一人ならマイペースで行けますが、複数人数だと厳しいかも・・。
途中「丸山変電所跡」が見えてきます。
以前見た時は廃墟でボロボロだったので、修復しているようです。
途中まで行くと、「下り線の第一橋梁」が見えてきます。
模型的ですね。
途中で上り線を歩くのが終了し、横の「碓井峠森の交流館公園」へ回されます。
そしてここ、温泉施設になってまして、入ろうかと思ったら、まだ開いていませんでした。
下り線の途中から線路が分岐していて行き止まりとなっていたのですが、どうやら「トロッコ列車」が運行されているようです。
ここからは、旧線の「アプト線」を歩くことになります。
昔、線路の中央に歯車の線路があり、それにギヤを引っかけて登っていく方式でした。
「第一号トンネル」
良いですね、いかにも鉄道トンネル名たたずまいが。
完全に本線と離れた旧線となり、国道18号と併走になります。
歩きやすい砂利道ですね。
信号所跡っぽい場所を過ぎたあと「第二号トンネル」です。
入り口は支保工とコンクリートで補強されており、崩れたんでしょうね。
それ以降は、レンガ作りがメインとなってます。
出口はこんな感じ。
廃線跡が楽に歩けるのは、気分良いです。
途中「碓井湖」が見えてきます。
「第3号トンネル」
「第4号トンネル」
連続するのは写真的にも素敵です。
「第5号トンネル」
出た先は・・・。
「めがね橋」がお出迎え。
これ旧線だったんですね、勘違いしてました。
本線ははるか北側の見えています。
さすがに横から写真撮ると足がすくみましたが、無事渡りきりました。
そして少し長い「第6号トンネル」がお出迎え。
撮影だと明るく出ちゃうんですが、実際はこんな感じ。
途中外の明かりが・・・。土の盛りが浅い部分なんでしょうね。
これも神秘的です。
え~と、なになに「熊出没注意」
それはクマっちゃう(笑)
長いトンネル終了。
先に橋2つとトンネルのコンボ、目にとっては至福の時です。
「第7号トンネル」
「第8号トンネル」
その後の橋梁も、神秘的。
「第9号トンネル」
「第10号トンネル」
そしてまた長い「第11号トンネル」
そして出口で、本線と合流。
おお、トンネルが並んでる。
さらに本線も・・・。
離れて撮影しましたが4つ並びにはならず。
「熊ノ平駅」に到着。
こちらも変電所ですね。
ここまででストップ。
それ以降は有料のイベント時だけみたいです。
それにしてもトンネルの先の線路の傾斜、恐ろしいです。
ここで引き返します。
先ほど撮り忘れた「めがね橋」の逆側。
温泉施設で入浴。
じつはここまで偏頭痛が続いていたんですが、若干、楽になりました。
公園内には「EF63 22」が展示。
「丸山変電所跡」ですが、扉が開いており、中が見学できました。
さらに下ってくると「EF63 25」が停止中。
あれですね。
有料で運転できる物。
講習代が3万で、1回5千円だったかと・・・・無理。
わかりづらいですが、動いてます。
今回はここまで、遊歩道の方は実際歩いてみるまで、「鉄分の濃い道」というのはわかりませんでした。
ここまで4時間近く掛かっており、「鉄道文化村」も一緒に見るとなると、きついかもしれません。
この時点で14時前でしたが、陽が山の向こうに沈むと、真っ暗ですから注意。
後編では「鉄道文化村」の方を、紹介していきます。
長々とお付き合いいただき、ありがとうございました。
以上、「アプトの道と温泉編」でした。
※作成日 2021.12.26
Source: 日常と、鉄道模型の部屋・待避所