【SONY】高倍率ズームレンズ SEL24240(EマウントFE)
年末の友人との旅行等で必要になり、急遽購入してきました。
事の発端は、今月頭に湯治しに奥多摩まで出かけてきた時に撮影した、写真に問題があった。
※今回の内容は、SONY製デジタル一眼レフの話で、キャノンやニコン等の他のメーカーは、該当しないと思ってください。
「紅葉、終わっちゃってますね」
まぁそんな感じだったと思う。
使用していたレンズに、カビっぽい物が出ていた、内側にあるレンズに。
そんな中、だましだまし使っていたのだが、ついにわかるところまで来てしまい、SONYのサービスセンターに清掃修理の依頼を出していて、見積もり待ちだった。
そして昨日連絡が入る・・・「レンズ交換も含めて、4万5千円弱(うろ覚え)」とのこと。
詳細は、「レンズ3枚交換+技術料」ということ。
技術料が1万超えするのは、昭和時代のオーディオ修理でも「ゴム交換(350円)+1万」だったので、高いのは昔から。むしろ値上げしていない(消費税分上乗せ)とも言える。
ようは、「レンズ清掃で無く、交換になります」ということだと思う。
【SONY】高倍率ズームレンズ SAL18250(Aマウント用)
修理に出しているレンズは、2014年8月にオークションにて18000円ぐらいで落札した物で、もう十分元を取っており、同クラスの中古レンズでも3万を切っている(Eマウント)。
4万も出して修理するよりは、少し足してでも他の中古か新品を探した方が良い・・・。
※このレンズは無償で返却されるとのこと。レンズ清掃業者さがします。
ここで、勘違いしていた「フルサイズ一眼」と「APS-C機」の話を、カメラの経歴を含めて話したいと思う。
【コニカミノルタ】DiMAGE A200
最初のデジカメというわけでは無いのですが、2006年に「レンズ一体型デジタル一眼カメラ」の「DiMAGE A200」を導入。当時、レンズ交換の煩わしさを省くべく、こういうジャンルが存在した。
今は一眼とは言えないクラスの一回り小さなモデルですが、79800円したカメラで重さも使い勝手も、非常に良い物だった。(今のα6000シリーズサイズ)
これは、地元鶴見線の最後の103系を、きれいに残したいから、少々高い物を選んだためだった。
直前に「南武支線101系」や「鶴見線103系分散冷房車」など、記録できなかったのを惜しんでいたためだった。
この頃、諸事情により198000キロ乗った愛車を手放して、代わりに始めたのが鉄道の記録だった。(デジカメだとフイルム代いらない)
そして運命の2011年11月19日。
この日は尾久車両センター(旧:尾久客車区)の一般公開日で、撮影後に「田端機関区」、「都電荒川線」の撮影をしていた。突然の大雨で、タオルで包んでいたものの確実にカメラに水が浸透してしまって、再起不能になってしまう・・・。
その後、代替えで同じモデルをオークションで落とすも、調子はあまり良くなかった。
そして2013年6月2日、SONYの「α350+レンズ(シグマ製)2本付き」を落札。
初心者向けのセットだったが、小さい方のレンズは、模型撮影に好都合で、今年3月まで使っていた。
この時点で、別にSONYにする必要は無かったのだが、コニカミノルタから技術を引き継いだ面もあり、操作性が近いと期待したが、別物だったorz
このカメラも良いカメラだったのだが、「動画撮影機能が無い」という弱点があった。
この時点で「念願のαマウント(Aマウント)を手に入れた」という、満足感はあった。
そしてこの「Aマウント=デジタル一眼レフカメラ」という認識は、間違っていなかった。この時は・・・。
2014年8月28日に今回修理に出した「SAL18250」を落札。
今まで一本では撮影できなかった近距離も、これで撮影できるようになる。
通常の「景色」や「ポートレート」などを撮影している方から見れば、「高倍率ズームは邪道」と思うかもしれませんが、私の撮影の「列車の撮影」だと、有るに越したことないんです。
これは先月撮ったまもなく消える、「相模線205系」の写真。
まずはホーム侵入時に撮影。
こんな感じで、走行シーンを撮影していく。
場合によっては、目の前を通って走り去っていくこともあり、出来るなら途中もかけることに無く撮影したい。
もちろんコンデジじゃ、この距離はカバーできません。
この時はそうでは無かったが、場所によってはホームの距離が無く近接でも撮影する。
レンズ交換する場合、間に合わないのである。このあとこの電車に乗車しています。
(新型E131系500番台)
このように腕を上げて、液晶を見ながら撮影することもあります。
なので、「高倍率ズームレンズ」は、活躍するレンズです。
話を戻します。
【SONY】α65
2018年9月18日、α350がファインダーと除く位置に比べ、撮影位置が極端に下がる(持病らしい)ようになった為、次のモデルの「α65」を導入。これも念願叶って2桁番号の中核モデルである。
正直オートフォーカスが凄く早くなり、カメラの進化は凄いと実感したモデルだった。
※レンズはそのまま使用。
2021年4月28日今年ですね。なんとSDカードが刺さらないという物理的問題が発生、修理に出すも「部品が無い」ということで修理不可にorz
ここで問題となるのが、「Aマウント機の後継が無い」ということ。そう、「Eマウント(ミラーレス機)」に集約してしまったのである。
今更、同年代のAマウントの中古品を探すのか、それともミラーレス機のEマウントに乗り換えるか・・・。
大前提は「レンズはそのまま使う」とい条件が付いた。
【SONY】α7RⅣ
結局、「部品が無く修理できない」を避けるべく、Eマウント機の「α7RⅣ」(現行機)を思い切って導入した。
こんなクソ高いモデルを導入する予定では無かったのだが、問題は「変換アダプタ」にあった。
【SONY】LA-EA5
これが最新のマウントアダプターなのだが、ミノルタから続くAマウントレンズをEマウント機に取り付ける際に間に挟む物で、旧レンズ(AFモーター無し)もオートフォーカス可能にするためには、必須とも言える。
しかしこれも昨年9月頃出たばかりで、オートフォーカス(AF)をフルで動かす場合、対応機種は「α7RⅣ」または「α6600」だけだったのである。(追加でα1も)
店員は「α6600」を進めてきたが、レンズに対して本体が小さく、かつ軽すぎたの、撮影時にちょこっと載せた場合でも、前に落下する恐れがあるため、「α7RⅣ」を選択するしか無かった。
(UH・・・Uしか合ってないorz)
その後、SDカードを「UHS-Ⅱ」という規格の高速な物に変えたり、かなりの金食い虫である。
はい、カセットテープ見て懐かしいと思った方「昭和のおじさん・おばさん認定」です。
ってか、このモデル知ってる人は、そこそこのオーディオ好きです。
写真が脱線しました。
このカメラを買った時に、ベテラン店員が行った言葉が気になっていた。
「α65は一眼じゃ無いですけどね・・・」
最初は「ミラーレス」と「デジタル一眼」、「一眼カメラ(フィルムカメラ)」の差なのと思っていたが、これも違う気がする。
おそらく、センサーが「フルサイズ」を一眼、「APS-C機」は違う、といいたかったのだろう。
(左が今回買った「フルサイズ対応」右が従来の「Aマウント(APS-Cサイズ)」)
現行の「Eマウント」では、ミラーレス(ミラー無し)にしたことで、スペースが出来て、写真を取り込むセンサーが、大型化出来た。これが「フルサイズ」と言う定義で、昔からあるミラーを介したセンサーは一回り小さいので、現在は「APS-C」としている模様。
これは、従来の「Aマウント」では無かった規格だったので、一眼じゃ無いというのはおかしい気がする。
Aマウントの最終ハイエンドの「α99」(α77も?)はセンサーをフルサイズ化したみたいなのだが、それは知らない人の方が多いと思う。
うんちくを並べたのは、鉄道マニアの特徴・・・ということにしておきます。
ここでやっと、今回買った「高倍率ズームレンズSEL24240」の話になりますが・・・。
長くなったので、後編でテスト画像やメリットデメリット、撮影でどう変わるのかを話します。
以上、「フルサイズ規格レンズ導入、これもレンズ沼だよなorz」でした。
Source: 日常と、鉄道模型の部屋・待避所