【模型紹介】151 EF81-303「国鉄仕様」~完全リニューアルしたEF81~

【模型紹介】151 EF81-303「国鉄仕様」~完全リニューアルしたEF81~

模型の導入順に、当時の思い出を話しながら同時に交検(定期運転検査)を行っている「模型紹介シリーズ」。

今回は2011年5月に発売された「EF81形300番台」です。

 

・・・・あれ、ナンバー無くなってるな。はめ込み式ナンバーでは初の紛失ですorz

 

屋根の高圧線を見ればわかると思いますが、KATO製です。

しかも、EF510-500に続き、屋根周りを変更したEF81のリニューアル品(3世代目)となりました。

製品番号も「3067-1」という表示から見てもわかるとおり、EF81のリニューアル1号機となりました。

 

屋根周りのリニューアルは、新時代を感じさせるので私も賛成ですが、この時点で動力もリニューアルをしました。一つ前も「フライホイール動力」で、しかも重量があり前の方が牽引力があったので、正直この変更は嬉しくは無かった。

現在は傾斜角を変更したので、フル編成でも登ってくれたが、改良前のレイアウトだと登らなかった為、2011年の整備以降、登場していない・・・、そう10年ぶりの交検となりました。

 

屋根周りのリニューアルも一部プラのままだとか、パンタ後方の斜めの碍子は未塗装だとか、逆に調合することになり、面倒な加工を強いられることになったorz

 

で、現状の状態ですが・・・、斜めの碍子部分は問題なしですが、高圧線がハゲちゃってますねorz

ハゲちゃっていると言っても、おでこ肥大症・・・じゃない、追加塗装した部分のことです。これは後ほど修正します。

 

写真じゃわかりにくいですが、発売当初「片側が黄色すぎるライト」だったんですよ。

当時は「白色LED+着色導光材」という形で発売。

 

これが仇になり変な色のライトとなります。しかも基板の位置が中心では無く、ライトのまでの長さが異なったため、導光材の長さを共通化(切断)して、その代わりLEDを交換、前に持ってくる加工を行った結果、普通の色になりました。

※現行品は「電球色LED+透明導光材」なので、問題なし。

 

「常点灯化+後方ちらつき軽減改造」も行ったため、屋根の当たる部分は切断しまくってます。

 

確かこの頃「Ready to GO」でしたっけ、すぐに走らせられる仕様だったハズが、逆に手間掛かっていたという、思い出がある機関車となってます。

 

話を現代に戻します。

 

とりあえずナンバーが無いんで、逆エンドのナンバーを移植します。

裏から押せば簡単に外せます。

 

ナンバーの移植はOK、Assyで手に入らないよなorz

ちなみにこちら側のカプラーは、「TNカプラー」になってますが、その後TOMIXも300番台を出した関係で。不要なカプラーになりましたorz

 

高圧線の部分も修正完了。元のプラが太いので、致し方ない面はあります。

ただし、EF81に銅むき出しの高圧線が載っていたかは疑問。

「銅の酸化防止で、メッキかけてる(白銅と言う)」と、日立製作所の仕事していた時(下請け)に、聞いた記憶がありまして、これは分電盤の話ですので、機関車もそうだったのかはわかりません。

これ、日立機なんですよね・・・。

 

後で確認したら、初回に塗ったのがエナメル。今回塗ったのが水性なんですが、大丈夫かな・・・。

 

せっかくなので、「さくら」のヘッドマーク(ED76用)を取り付け、試運転。

 

時代設定は違いますが、整備中の「20系さくら」を連結。

 

現在、内装を貼り付け中で、あと4両残っています。

 

【150】EF81-304【門司】「関門トンネル専用機」

メーカー:KATO製<3067-1>

導入時期:2011年6月(発売は5月・新品)

形式:EF81形300番台「ステンレス製」

両数:計1両

改造:ライト長さ修正・常点灯化・後方ちらつき軽減改造/片側TNカプラー・逆側ナックルカプラー長/屋根部追加塗装

 

●導入経緯

関門トンネルでしか見ることの出来ないステンレスの300番台が、最新仕様で製品化したので、購入。

「富士」「はやぶさ」「さくら」「あかつき」(KATO製のみ持っている物)等の入線で、大活躍する予定が、傾斜を登らなかったので、10年間の眠りにつくことに・・・。

 

「さび防止のステンレス」と鳴り物入りで登場した300番台でしたが、予算の関係から「初期型を400番台に改造」という流れで、4両だけの小数(全部日立製)で終わってしまった銀ガマ。

 

交流区間なので「カニのパンタ下げ」が正解でした。

実車は、カニのパンタ撤去後に、登場していますが、「かんちょクォリティ」ということで・・・。

余談ですが、緑色で暗かった「ナロネ21」ですが、床下にもシールを貼った結果、明るい室内になりました。

 

それとKATO製の300番台、「国鉄時代仕様(点検口が無い)」なので、JR化後に使えないんですよね。

・・・・JR貨物へ継承だから、どのみちダメかorz

 

当時(2011年6月)の在籍数。

急行型 6両/特急形 59両

通勤形 240両/近郊型 33両/気動車 9両

蒸気機関車 1両/ 電気機関車 46両(EF81 7両)/ディーゼル機関車 5両

貨車 224両/緩急車 11両/特殊貨車両/事業用車 10両

客車 178両

私鉄通勤車 3両/私鉄特急 14両

外国形 8両

合計 864両(後日追加した車両分含む)

 

「さくら」の他、「205系」「201系」等整備中・・・明日の記事無いなぁ。

このどれかの中間報告にするかも。

 

おっとと、EF81-303号機にしたのは、TOMIX製が同年秋にリニューアルするんですが、遅れて300番台も発売。

その際に「1次型」「2次型」とわけた関係で、KATO製は2次型としたため、303号機になりました。

違いはヘッドマークステーの有無なんですが、ヘッドマーク付けると隠れちゃうんですよね。

 

とりあえず10年放置でも元気に動いてくれたのと、音が静かな「あたりなモーター」なんで、今後も活躍して貰おうと思ってます。

 

以上、「ステンレスで、北陸へも応援に行ったことのある、303号機」でした。

 

おまけ

この時EF81も7機の最多機になったので、並べて撮影していました。

今は在籍数も5倍に跳ね上がってますが、2番目?に多い機関車となってます。

Source: 日常と、鉄道模型の部屋・待避所

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