【入線整備】中央線201系(1997年製)前編~LEDライト交換(流用編)~

【入線整備】中央線201系(1997年製)前編~LEDライト交換(流用編)~

【KATO】201系(中央線色)基本セット<10-370>

2つの201系のセット、左が1997年製で右が2008年製となります。どちらも同じ<10-370/10-374>の10両セットなんですが、左が「東ムコ(武蔵小金井電車区)」右が「八トタ(豊田車両センター)」と所属表記が異なっています。

ここまでは知っていました。

 

当初安かったので、右のセットを購入したところ、「床下機器が塗ってある」のは置いといて、「貫通仕様」「シングルパンタ化」さらに、なぜか先頭車が近年発売した「貫通編成用」に変わっている・・・。これだと私がやろうとした、「初期JR仕様」いやもう少し後か、「スカート付きの初期仕様」には出来ません。それで改めて、左の旧製品を購入してきたわけです。

 

しかし、買ってきて意外な事実が判明・・・、同じ<10-370>なのに、車番(編成番号)が違うだと!?

●1997年製(東ムコ・H21編成)

クハ201-40/モハ201-85/モハ200-85/クハ200-40/クハ201-41/モハ201-86/モハ200-86/モハ201-87/モハ200-87/クハ200-41

●2008年製(八トタ・H5編成)

クハ201-38/モハ201-82/モハ200-82/クハ200-38/クハ201-39/モハ201-83/モハ200-83/モハ201-84/モハ200-84/クハ200-39

※編成番号は違うかもしれません。

これはフェイントでした。

まさか別のも製造年によって、編成番号変えてないよな・・・。詳しい方いたら、教えてください。

 

ということで今回は、左の1997年製をベースに整備していきます。

 

どうも基本セットの方は、ほとんど走らせていないようで、程度は良いです。信号炎管等は取り付け済みでしたが、ステッカーは未使用。おっと、1両電池をこぼしたっぽいさびが付着してましたが、それは除去。なのでジャンク販売だったかと思われます。

たいして増結セットと思われる4両の方は、後で判明しますが通電しない状態で、そこそこ走らせているようでした。

この先頭車は、残念ながら時代設定上、中間先頭車と入れ替えますので、このままでも良いんですが、さみしいので種別幕を貼ります。

 

面白そうなので「通勤特快」にしました。

しかし、ライトもそうですが、種別幕が電球の赤っぽい色は、残念です。

ということで交換してみます。

 

前に情報いただいていたんですが、「キハ283」用の基板が流用できるとのことで、試しに使ってみます。

 

形状は同じだし、ライトの方向も一致していますね。

以前、「八高線205系3000番台用」「211系長野色用」の基板を使ってみたところ、ライトとテールが逆で使えず。

 

組み込んでみたところ、問題発生。

 

種別幕の導光材があたり、基板が入りませんorz

 

これは「最終編成」に自作改造したLEDですが、やはりテール側のLEDは、基板ギリギリに短くしてますね。

まぁこの基板もLEDの足を切り詰めれば使えそうですけど、ハンダごて持つなら自作した方が早くなります。

 

今回は、中間先頭車と差し替えますので、この導光材は無い中間車用に変更します。

 

これだと、この基板が使えますね。

 

ただし、基板がきっちり入る高さまで、LEDの位置を修正しないと、きれいに収まりません。

また、床下にはめるときにも、基板の後ろ側を、ピンセットを使いモールドにしっかり乗せないと、このように閉まりませんので、注意が必要です。

 

白色LEDなので、ライトの導光材根元部分を、オレンジに塗る必要があります。

「マッキーのオレンジ」で塗ってますが、これ塗りすぎでした。

※失敗した場合、無水エタノールで取れます。

 

ライトはこんな感じで、純正の割には明るいです。

余談ですが、動力車も線路に乗っている状態ですので、コントローラーを強くしているわけではありません。

行き先は「特別快速 新宿」(鳳車両製)とか、今は無い種別にしてみました。

 

テールはこんな感じで、LEDらしい存在感のある明るさです。

なお、導光材の着色が濃すぎると、消灯時にライトが赤っぽくなるのは仕様です。調整が難しいorz

これは完成では無いですね、あれが足りません。

 

ここでピント来た方は、「昭和のおじさん、おばさん認定」・・・平成初期生まれも知ってるか。

部品は付属していますが、ステッカーが無いorz

スカート取っ払えば、JR化後の初期で、「特快マーク省略時代」も出来るんですが、その時代は千葉に住んでて知らないんですよねorz

 

話が脱線しました。

 

余談ですが、「201系国鉄仕様」には、「153系ライトユニット」を移植してますね。

基板違うんですが、装着自体は出来ます。

記事書く段階で気がついたんですが、在庫があったの(しかも681系スノラビ再販で手に入る)で、こっちにすればライトの色塗らなくても良かったorz

※種別幕付きで流用する場合、「テール点灯時に赤くなる」ので、ここだけ見なかった事にすれば流用可。その場合、種別幕の導光材に「水色」を塗ると、白く出来ます。

 

室内灯を搭載したところ、中間先頭車を含む4両が点灯せず。

この4両は「車輪・集電板(台車内)を無水エタノール漬け」にして、ピポッド軸清掃で復活しています。

※ピポッド軸(車輪の左右の先端の尖ったところがあたる部分)

 

ステッカーを追加購入する必要があるので、今回は出場とはなりませんでしたが、これでライト周りは行けそうな感じですね。

 

以上、「中央線201系JR初期仕様(平成初期)改造、発動中」でした。

 

PS:KATOさん、201系はまだまだ発売出せる余地は残ってますよ。しかも既存品流用で・・・。

今回の仕様と発売していない別路線(6両)バージョン・・・、T社さんが出す前に出しちゃいませんか?

Source: 日常と、鉄道模型の部屋・待避所

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