12月に入り信州伊那谷は冬に向かっています。
中央アルプス千畳敷付近は真っ白。
すでに上のホテル付近は、1mくらいの積雪だそうです。
本日は鉄分無く、木分しかありません。
昨日今日と木こりしてます。珍しく立木を切っても良いとのことで、まずは木の高さの計測。
大体60°の仰角で木までの距離が80cm(歩幅)で15歩。
さて切り倒す木の高さは何mでしょう
何しろ背中にはすぐに幹線道路やら、電線が張っているので、下手なことすると停電やら走ってくる自動車を大破させかねません。
こんな急斜面なので倒した後は、木達がコロコロころがってきます。
木の先端は、小枝になるのであまり薪としての旨みはありませんがほったらかすわけにいかないのでお片付け。
根元の良い部分は軽トラ2台分になりましたので4週間分くらいの薪がとれました。
一番根元の年輪が面白いところはチェーンソーで薄くスライスして花台みたいなのに加工します。
今回のは径の大きいところで35cmくらいです。
とにもかくにも冬になると広葉樹は葉っぱが落ちるし下草も少なくなるので薪作りに適してきます。
切って割って薪にしたら来年の薪ストーブに使えるという気の長い話でした。
木の高さ分かりましたか?
80cmで15歩なので木までの距離は
80cm×15=1200cm=12m
仰角60°木までの距離:底辺が12m、木の天辺:高さとした直角三角形ができます。
仰角60°木までの距離:底辺が12m、木の天辺:高さとした直角三角形ができます。
するとこの直角三角形の各辺の長さは底辺1、高さが√3、斜辺2になるのは中学生くらいで習っていると思います。
∴12m×√3=20.78m 大体20.8m
コレに胸までの高さ1mを加えて21.8mが本正解でしょうが、20.8mまで求められた方は正解でしょう。
気に入りましたら「ポチ」っとクリックください。
↓
Source: 美里山倶楽部