【入線整備】EF15最終型 ~「やわらかいパンタグラフ」と「脱線の原因究明」~

【入線整備】EF15最終型 ~「やわらかいパンタグラフ」と「脱線の原因究明」~

【KATO】EF15最終型<3062-2>

2010年に初回番を発売、それから一度も再生産の無かった「EF15最終型」が再生産かかりました。

初回販売時は「ホキ2500 8両セット」(奥多摩石灰貨物)用の写真付きで発売されたため、専用機的な感じでしたが、実際は「切り抜き文字になったEF15後期型(三菱製)」を製品化した仕様でした。

付属ナンバーは初回と同じ。

●184号機(米原→高崎第二→竜華)

●186号機(高崎第二→竜華)

●187号機(新鶴見)

●188号機(吹田第二→宇都宮→立川)

※抜けている可能性大です。

 

初回品との違いは「ライト基板」で、初回が「白色LED+着色導光材」だったのに対して、今回が「電球色LED+透明導光材」となっています。

それ以外は同じ・・・と言いたかったのですが、今回品のパンタがゆるいorz

 

これ、手のひらを傾けただけですが、ここまで動きます。

で、少し曲げ調整で堅くしようとしたら・・・。

 

(変形)壊れましたorz

一応、復旧はしていますが、ダメっぽいですorz

 

後で登場しますが、初回品を確認したところ、むしろ動きが堅いくらいなので、今回の製品が組み付けで調整を失敗している感じですね。

 

ナンバーですが、製品はプレート式ですが、「切り抜き文字」っぽく見えるように、うまく作られてます。

なお、ナンバーは裏にランナーが付くタイプなので、切りミスでナンバーの端が欠けることはありません。このへんは新設設計です。

 

ナンバーの方ですが、「184号機」と「188号機」は在籍していますので、今回「187号機」の新鶴見機にしました。

出来の方は申し分ないですが、走行したところ新たな問題が・・・。

 

橋梁のところで脱線orz

しかも、向きを変えてもダメで、原因究明が必要になりました。

 

スローで走らせて脱線した瞬間にストップ、バックして戻すと、先台車と中間二輪が脱線していますね。

 

車輪を揺らして修正後、どうなるか?

 

橋梁上でストップ。

ここで止まると、クレーンも入れず救援出来ないんですよ。(実車の場合)

 

台車を外してみたところ、集電板がむき出しになってます。

これ、内側に引っかかるのかと思い、さらにボディーも外してみます。

 

あぁ、これで合っているようですね。

じゃぁ、原因は何?

 

台車を組み込んだところ・・・ん?右の集電の位置、おかしくないか?

よく見ると左もそうですが、集電板から外れていますorz

 

これが正規の位置ですね。

これじゃ、カーブや段差の動きがおかしくなりますので、原因はこれかな?

ちなみにこの部分、ボディーに隠れるので目視できません。

 

走行テスト・・・、どうやらOKなようです。

最初にボディー外して、コンデンサ除去(簡易常点灯化)したさいに、台車が外れかけましたので、その時点でズレた可能性が高いです。

 

これ脱線君の「EF57」も、この症状が出ている可能性も出てきました。

 

そのまま周回できるかと思いきや・・・

トー○ス「事故は起きるよ、いきなり来る♪」

かんちょ「こっそり登場して、そんな歌、歌うんじゃ無いorz」

 

脱線の原因が線路かもと思い、つなぎ替えやってたんで、影響したようです。

ボディー無くてよかった。

 

その後、ボディーかぶせて走行させても、問題なしでした。

 

旧製品の紹介。

●188号機「立川機関区」

「ホキ2500(西東京管理局仕様)」発売予告が出てからの販売だったと思いますが、「赤ホキ好き」としては、このナンバーが始めに選択するのは当然でした。

南武線・青梅線で活躍した機関車ですし。

 

●184号・・・って、ライト無いじゃんorz

紛失しているのがEF13かと思っていましたが、EF15最終型でした。

今ならAssy売ってるよな。

 

向きを変えました。

●184号機(高崎第二機関区)

これは、「ぽち鉄道模型フェスティバル」の千本釣りで引き当てた個体で、どうせやるならスノープロウ付きの高崎仕様にと、184号機を選択しました。

その後、「EF15標準型」が再生産した際に、スノープロウを確保しておきました。

だいぶイメージが変わったと喜んでいましたが、「ホイッスルカバー」「窓の曇り止め機」(名前ど忘れしたorz)が必須だとわかり、どうするか検討中。

しかしライト・・・どこで紛失したのか、最初からだったのかわかりません。

 

せっかく登場したので、3重連としゃれ込もうかと(笑)

 

トーマ○「前回は僕だったね」

かんちょ「それは忘れてくれ・・・」

 

デッキ付き機関車の三重連は、存在感がすごいですね。

EF15は、「青梅線」(実家)「南武線」の他にも、今のEF65の走行範囲(武蔵野線や高崎線等)や、新宿で山手貨物(現湘南新宿ラインの路線)をバンバン走行していましたから、子供の頃は身近な機関車でした。

 

同感した人、「昭和のおじさん・おばさん認定」です。

 

まぁ三重連はイベント以外では無かったと思いますが・・・。

ちなみに背景の201系ですが、登場した時点ではEF15が走っていましたから、おかしな写真では無いです。

いや、クハ2両(仮置き)はおかしいな。

 

ライトの明るさですが、こんな感じですね。

ライト形状が、ボディーからポコッと出ている割には、明るいと思います。

 

今度は普通に走行しました。

ちなみにEF15は、今回で10機目になります。

 

余談ですが、おかげさまで入線編成数(機関車は単体)が900を超えました。説明しづらいんですが、「車両紹介」の数字ですね。

まぁ編成し直しで抜けてたり、「貨車1両」なんてのも有るんで、気持ち持っている感じもあるんですけどね。

 

とりあえず、ライトのAssy買うのを覚えておくのと、他の車両の整備もやらないといけませんね。

というわけで、簡単な整備のハズがかなり時間かかってしまうあたり「かんちょクォリティ発動」してますが、なんとか無事出場させることが出来ました。

パンタをどうするかという課題は残りましたけどね。

 

以上、「EF15 187号機(新鶴見機関区)無事落成」でした。

Source: 日常と、鉄道模型の部屋・待避所

鉄道模型カテゴリの最新記事