模型の導入順に、当時の思い出を話しながら同時に交検(定期運転検査)を行っている「模型紹介シリーズ」。
今回は「EF510-500・カシオペア色」です。
「北斗星・混成編成」の発売が12月末で、同時発売予定だったEF510-500が、3月末に発売。何らかの事情があったとは思いますが、遅すぎました。
後から発表して、ちゃっかり一ヶ月先に発売した、KATO製「北斗星デラックス編成」と「EF510-500北斗星色」の粘り勝ち感が強く、どう考えてもKATO製に軍配が上がってました。
当然、うちもKATO製を先に入線させ、片側はTNカプラー化させるかたちを取りましたが、急いで作った感が強く、「Wクロスポイント」で転線時に脱線する仕様で、TOMIXの脱線ボーしレールとローフランジ車輪との相性が悪いんで、しかたないんだろうな、自社製レールじゃないし。なんて思ったら、友人宅で確認したところ、KATO製レールでも脱線してました。
その後出た「カシオペア色」や「再生産の北斗星色」では脱線しなくなっており、台車の裏部分が角から三角に変更するという、「闇改良」・・・・いや、「予告なく変更する場合があります」が実施されてました。
まぁ、EF210の車輪と交換して「ハイフランジ化」したんで、自分で対策しちゃったんで良いんですけどね。
なにしろ、この子はかなり手を加える(部品交換)ことになる、特例なカマだったんですけどね。
話が脱線しました。
TOMIX製のEF510-500ですが、見た目はKATO製と比べると「黄色いライト」「碍子は通常の銀」など見劣りする点が多いのですが、TOMIXらしい「ずっしり重い動力」の関係で、空転なんて事は無く「北斗星」を引っ張っていきます。
KATO製が軽すぎて登らなかったので、この点は安心しました。
色に関しては、わざと差別化する関係で「カシオペア色」を選んでました・・・カシオペアは今でもありませんけどorz
もちろん弱点のライトも、「電球色LED化」してます。
碍子の方も「エメラルドグリーン」に塗ってます。
あ、説明してなかった。
EF510-500はEF81の老朽化に伴い、開発費を抑えるべくJR貨物が新規製作し運用中だった「EF510」を、ブルトレで使えるように若干手直しをして、無線やATSをJR東仕様にした物が500番台で登場させました。
当時、JR東管内の東北・常磐線の貨物列車は、JR東日本の機関車で牽引していたため、貨車を牽引することも普通にありました。
まぁ、北斗星終了と同時にJR貨物へ転属することは、前提に入っていたのかはわかりませんが・・・。
そうそう、JR貨物のEF510、九州でED76およびEF81の置き換え用で、新製するみたいですね。銀塗装で「エコパワー・レッドサンダー」という相性で・・・。銀塗装はEF81-300を彷彿させるカラーだとか・・・。
話が脱線しました。
そんなわけで、「EF510-510号機」および「北斗星・混成編成」が、検査出場します。
当時「北斗星色」も「カシオペア色」も、共通運用だったので、この組み合わせも珍しくなかったようです。
【147】EF510-510号機「カシオペア色」
メーカー:TOMIX製<9109>
導入時期:2011年3月(新品)
形式:EF510形500番台「カシオペア色」JR東日本仕様
両数:1両
改造:TNカプラー(逆側ナックル)/電球色LED化/碍子緑塗装
●導入経緯
「北斗星・混成編成」と一緒に予約してました。
なお、「510号機」にしているのは、入門セットの「カシオペア」に付属の機関車が「509号機」だったため、いずれ買うと思い空けて置いたのですが・・・買ってませんorz
【142】24系寝台特急「北斗星・混成編成」
メーカー:TOMIX製<92397/92398>
導入時期:2011年1月(新品)
形式:24系寝台特急「北斗星・末期仕様」JR東日本仕様+JR北海道仕様の混成
両数:12両
改造:前後TNカプラー(中間カトーカプラーN)/内装追加(一部塗装)/銀河パーツ製ハシゴ
●導入経緯
先に「夢空間」「北斗星東日本編成Ⅱ」が入線していたため、TOMIX製を選択した。
結果、中古市場では若干高めな価格になっている。
北斗星の種類出し過ぎの副産物ですけどね。
写真を見て貰えばわかると思いますが、「内装の追加」はお勧めします。見ていてキレイだし、酒のつまみになります。
何処走っているのか、わからない感じしますが、銀ガマ+青い客車は、それなりにサマになってます。
今は流れ星無いんですよね。
当時(2011年3月)の在籍数。
急行型 6両/特急形 46両
通勤形 237両/近郊型 33両/気動車 9両
蒸気機関車 1両/ 電気機関車 42両(EF510 2両) /ディーゼル機関車 5両
貨車 224両/緩急車 11両/特殊貨車両/事業用車 10両
客車 158両(24系 83両)
私鉄通勤車 3両/私鉄特急 14両
外国形 8両
合計 824両(後日追加した車両分含む)
この時点で二ヶ月ぶりの機関車購入でしたが、まだ収入があったわけでは無かったので、この年は「春の惨敗」は無かったことになります。
3月の入線がこれ1両ですから、かなり我慢したんだと思います。
でも、4月2日になんか入線させてますね。
と言う事で、この時点ではまさか「北斗星スパイラル」になっていくとは。。。
EF510の方は、現在6機まで増殖。貨物仕様も発売されてますから、当然増えますね。
以上、「北斗星・混成編成と、EF510-510号機無事出場」でした。
Source: 日常と、鉄道模型の部屋・待避所