申し訳ありませんが、模型の紹介をするに当たって、どうしても話したい内容がいくつかあって、その一つなのでお付き合いください。
2011年1月、その年のスタートは失業で始まるという、最悪の年だった。
その時は「Yahoo!ブログにて掲載」していたのですが、全然マイナーで、鳴かず飛ばずな時期でもあった。
そこでも失業だった事は話していなかったが、模型のブログでやっている以上、それなりに記事を掲載しないといけなかった。
あまり予算が無いし模型も買えない・・・、そんなときに、ろくでもないアイデアやオリジナル仕様を始めるのが、変わり者かんちょ・・・「かんちょクオリティ」なんです。
うすうす気づいた方がいたら、エスパーです。
そう、この時に開始したのは、「ライトのLED化改造」。
この時当時のブロ友の「まちゃけんさん」(元気かな?)がLED化改造をやっており、それをお手本にちゃれんじするようになる。なお、ハンダゴテを握ったのは、生まれて初めてでもあった。
同時期に始めた旧ブロ友の「ビスタ2世さん」と、どっちが先立ったかなという感じで、「自分で改造して感動するという沼」に沈んでいった時期でもあった。
さて、上の写真が改造第1号なのだが、これなんだかわかります?
寄りによって、このサイズの基盤を改造するのが、今考えると凄い・・・。
TOMIX製の「EF15」ですね。
模型を始めるに当たり、子供の頃の思い出が一番強く、ちょうど最後の再版された車両でした。
ということで、「LED改造」がスタートしました。
次はこれ、これはTOMIXの汎用基盤なので、見た事有ると思います。
これも無理矢理過ぎて、どう考えても入らないという自爆仕様。
「抵抗+ダイオード(一方通行にする物)」「CRD+ダイオード」と何パターンかテストしています。
「北斗星・東日本編成」他に組み込みました。
電球色が白色のキレイなテールサインに化けるんだから、やって良かったかなと感動していましたね。
同時期に、内装貼り付けもスタート。
この前に「エヌ小屋さんの内装」を貼り付けた後、通勤電車も貼ったら目立つんじゃ無いかと、やってみた結果。
やって良かったと言う事に・・・。
これはKATO製の「総武緩行線209系デブ車」です。
軽量フライホイールに低速重視のギヤ・・・、スローは良いけど坂をまったく登らない仕様で、まるでゴムタイヤ無しの感じでしたが、最終的に2M化で対応。
そして次はこれ、これもKATO製の汎用基盤で抵抗では無く「CRD」使ってますね。
「CRD」は明るいんだけど、高確率でLEDが吹っ飛ぶので、今は使ってません。
「201系青梅線仕様」ですね。
後に方向幕を光らせる改造もしています。
今度はTOMIXの旧標準基盤。
ライトとテールが分離しているタイプですね。
こちらも「CRD仕様」ですが、その後右下の黒いのが「三点ダイオード」という物が付いており、逆電流が無いと教えて貰い、省略しています。
「八王子支社訓練機械」
武蔵野線の秋津駅近くにある奴です。
初期は変な車両が多いのも、「かんちょクオリティ」です。
これも汎用基盤で、抵抗の使い方が、今のベースになった形です。
今は右下にチップ抵抗ですからね。
ここまで行くとなんだかわかる人もいると思います。
「183系中央ライナー(あずさ仕様)」
当時、思い出の「国鉄色あずさ」が販売しておらず、かろうじて手に入れたのが「中央ライナー」でした。
せっかく手に入れたのに「電球のヘッドマーク」はやはりがっかりで、早いうちに交換したかったので、交換した結果、メチャクチャカッコ良く。「あずさ」がキレイに光ったのは、感動でした。
旧製品の「183系」(たしか583系も同じ?)をお持ちの方、チャレンジお待ちしています。
さらにもう一個改造。
内装も再現したんですよ。
向きが変わると、左右色が逆になりますけど・・・。
手間掛かるんで、最初で最後です。
そしてこの古い基盤も・・・。
KATO製「EF64-1000JR貨物仕様」ですが、こちらも手すりは追加してます。
貨物仕様(クーラー付き)だけ、手すり無かったんですよ。
TOMIX製「EF66前期型・ひさし無し」、これもデカいLED付けてますが、化けましたね。
手すりと解放てこは追加してます。
こちらは「オレンジLED」から「電球色LED」へ変更した例。
「681系2000番台スノーラビット」(初回品)
明るくてこちらも感動しました。
しかし後に問題が発生。チップ抵抗の値が「271」(1はゼロの桁数)・・・270Ωだったので、電球色LEDは吹っ飛ぶため、後ほど470Ω(471表示)抵抗に交換しています。
ゲッパ君(TOMIX製)も交換。
後ろの「レインボー」(KATO製)も白色LEDへ交換。
下側にわざわざ新品の「キハ30」のボディーマウントを移植。
数年後、KATOさんがこれに近い仕様(中間は台車マウント)で発売したのは、ビックリでした。
大阪環状線を改造した「103系中央線仕様」も、やはり「電球色LED」だと、しっくりきます。
最後にTOMIX製「南武線209系」も、電球色LED+方向幕ウラを青に塗った仕様もったりしていました。
これが3月ぐらいまで続き、2月は入線ゼロだったりしますが、十分楽しい時期を過ごせたと思います。
LED化は、原価が数十円なのに結果がガラッと変わるので、お勧めです。
以上、「失業がLED化がスタートのきっかけだった」でした。
Source: 日常と、鉄道模型の部屋・待避所