秋の中山越に向かうD51 - 陸羽東線・1990年 –

秋の中山越に向かうD51 - 陸羽東線・1990年 –

こんばんは
31年前の秋の東北。陸羽東線を走ったD51、この時は小牛田から新庄まで県境を越えて1日1往復しました。
温泉とこけしの鳴子を過ぎてまもなく山形県との県境、出羽街道中山越の厳しい峠道に向かうD51。
急坂を登る汽車の煙とススキが逆光に光ります。山間の小さな棚田のハザがけ、31年前、昭和から平成に変わった頃の宮城といえばササニシキか、それとも育てやすいひとめぼれが出回りはじめた頃でしょうか。
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1990/10/20 中山平→堺田 9711レ D51498+12系客車(画をクリックすると大きな画が開けます)

今年の9月にも陸羽東線でD51が走りましたけど、小牛田から鳴子温泉まで…宮城県内の平坦な区間だけ…さらに小牛田から鳴子温泉に向かう登り坂の道は赤いディーゼル機関車が引っ張って…D51の出番は下り坂の帰り道だけ…緊急事態宣言下にわざわざ行く価値ないな…そんな残念なイベントでした。
貴重な復活蒸機は急坂を登らせずに大事にいたわって使うとか列車本数が減ったローカル線では線路が外されて列車交換できる駅が減ったり、ホームが短くなったり…ムダというか余裕がなくなったとかいろんな大人の事情、経費削減があるのはわかるけど寂しいことです。

このボタンの向こうには迫力ある汽車も風景の中の汽車も心象風景の中の汽車も蒸機が現役だった時代もいろんな鉄道風景が待っています。
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昨日の東京の公園。大きな木の上から下界を監視しているのは大きなアオサギさん。後ろのもっと高い木の上には…胸がちょっと黒く見えるから黒ネクタイのシジュウカラかな?
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下ばかり見て歩くふつうの人間は木の上から見下ろす鳥さんには気づきません。上に向かってカメラを構える人を見て初めて上を見て…鳥さんがいることに気づきます。猫背で歩いてたり、スマホ見ながら歩いてると空から鳥さんに襲われますよ~(都会でそんなことはないか…)
今日の東京は朝から午後まで寒い雨。秩父に行けばいい白煙が見れるな~なんて思ったけど…撮りたい撮影地や構図が思いつかず…こんな天気の日に限って思いつくのは好天の日向きのアングルばかり…引きこもって過ごした1日になりました~

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Source: ねこの撮った汽車

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