皆様こんにちは。
毎度おなじみ美軌模型店です。
ちょっぴりリアルにホームを照らしてみよう!その13
ここで、本来であれば
ちゃんと計算した上で材料を使うのがスジなのですが
一度確認したものを結果だけざっくり把握しておく、
という私のおおらかな性分が災いして(笑)
細かい事はあまり覚えておりません。
したがいまして、
もしギリギリを攻めるような場面がありました際は
くれぐれもご自身で計算してご確認いただきたい、
と先に申しておきますね。
何の話かと申しますと・・
ホーム点灯化の最後の作業、
それは「配線」です。
使う線は何を選ぶべきか、というお話でして。
2個1組の蛍光灯ユニットに使ったのは
当店販売の「無被覆銅線」0.14mm径。
この太さですと、
3ボルト20mA程度のLED 3~4個分でしたら
耐電圧は充分に余裕があるのですが
では、20個分だとどれくらい必要か?
最初は、20個という数量に目がくらみ、
1.0mm位の真鍮線を這わせて
ついでに雨水管の表現でも兼ねてしまおうか、
なんて思ったのですが
よくよく考えてみると
20個とはいえその電流合計は最大400mA程度。
なんだ、Nゲージのモーターくらい見ておけば
それを超えないじゃないか、と気付き
それぞれの蛍光灯ユニットを繋ぐ主幹線は
0.28mm(確かこんなもん)の銅線としました。
上の写真をご覧いただくと
銅の表面がすっかり酸化して十円玉色。
もはやいつ入手したか不明なほどの骨董です(笑)
美軌模型店店主としては
ここは「ポリウレタン銅線」でも使うべきでしょうが
そもそも被覆は必要ないし
てきとーにハンダ付けするには
被覆は邪魔にさえなりますから
今回は凝った材料を使わない事にしました。
さて、くしゃくしゃに丸まった銅線は
35センチ位の長さに切り、
しごいて可能な限りまっすぐ伸ばしておきました。
酸化自体は問題ありません。
フラックスをたっぷりつけて
ジュッとやればちゃんとつきます(^^)
さてさて、
配線はまず内側から作業していきました。
蛍光灯ユニットは
「内側がプラス」になるように貼ってありますので
ユニットから内側に向かう線を、
中央に敷設する太い銅線にハンダ付けしていきます。
ご覧のとおり、
すべてが屋根裏に隠れますので
見た目はほぼどうでも良く、
極めてテキトーに作業しています。
ハンダごてが屋根や柱につくと惨事ですので
余計なところに触れない事だけ気をつけ、
線を浮かせながら作業しました。
×10。
柱に向かってどう這わせるかは
ショートさえしなければ自由ですが
梁から下は実際にホームに取付ける際
調整すべき部分ですので、
今回の工作ではここまでで打ち止めですね。
続いてマイナス側。
万が一にもプラス側に触れないように
梁の外側に線を通します。
こんな所にちょうど良い隙間がありました。
ここなら恐らく屋根に隠れるでしょう。
ここから反対側の端まで線を通しました。
塗装の際にペンキがベタベタと付着した銅線同士が
ちょっと触ったくらいでショートするとは思えませんが
そんな事で泣くのもナンですので
一応、ちゃんと引っ張り出してからハンダ付けします。
同様に反対側の列も
外側にマイナスの線がきますので
2列ともマイナス側を繋げたら
先程プラス側を通した反対側の柱の方面に
マイナス側を這わせて接合。
このあたりは後程、板で塞ぎますので
外から見える事はないのですが
この時点で充分に線が隠れているように思います。
耐電流的にオーバークオリティな
太い線材を使わなくて本当に良かったです。
これなら、このままレイアウトに置いても
みっともないという事は無いでしょう。
やはり、細い銅線が使える所は
積極的に使った方が線のまとまりが良いのは
車両もストラクチャも同じですね(^^)
最後に、それぞれの線は
すべてゴム系接着剤で屋根に貼り付けました。
これで完成!
・・・と思ったのですが
指先の部分が・・・
いつの間にか柱に手を引っ掛けていたのか
木造部分の接着が一部剥がれてしまい
ゆらゆらしてしまったのです(^^;
ここから屋根をひっくり返して
みのむしを繋いで試験点灯、
などと遊んでしまっては破損確実。
補修して、乾燥させるために
結末は明日の愉しみとしました。
おかしな点灯不良がありませんように!
お祈りしながら寝ようと思います。
ではまた明日(^^ゞ
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