先日スハニ35という客車でブログを書きました。そのくだりで、
ベスト3に入るに違いない客車は「スハニ35」
というところに「ではベスト1、2は何」とのコメントがありまして、それなら個人的感想を書くかということになりました。
「おい、おい、美里山鉄道の段差20mmが解決してないぞ」
「話題をそらす気か?」
なんて突っ込みたい方。解決出来ていないことの言い訳をブログにしたって面白くないでしょ
閑話休題
好きな客車ベスト3までは絞り込めないのと、今回は車両単体で編成モノは別途やりましょう。
基本的に郵便車ってのが好きなんですが、オユ12みたいな荷物車っぽいのは好みではなく、マユ35はなんて言うんでしょうか、上側の「明かり取り」の小窓と古めの客車にあるウィンドウ・シル/ヘッダーがいい塩梅
シル/ヘッダーと言うのは、窓の上下に付いている巾材でして、上側がヘッダー、下側がシルといいまして、窓の補強材ですね。
今の車両は軽量化されていますので全く不要になりました。付いているとしてもアクセント的な意味合いです。
・スハフ32 ダブルルーフ
次も古めの車両です。スハ32系の狭窓(さまど)は古典的車両の流れをくみます。ダブルルーフもそうですね。この2点が美里山倶楽部では高ポイント
このタイプはKATOがオハ31系で出していますが、17m客車です。
20m級客車で、狭窓・ダブルルーフはスハ32系しかありません。
その中でもスハフ32の「端っこ」が好みです。
・スロ62
旧型の客車ながら冷房化して割と近年まで残っていたと記憶しています。
お座敷に改造された車両もあったので、外観は見たことがある方も多いのではないでしょうか。
その存命のしぶとさと冷房化して、屋根がアンバランスに低くなった姿がまた面白くて飽きないスタイルです。
・オシ17
言わずと知れた悲運な食堂車。
急行「きたぐに」に連結され北陸トンネルという当時でも日本一長い(長かった、かもしれません)トンネル内で火災を起こし30名の尊い命を無くしてしまいました。
これがきっかけで食堂車は徐々に減っていきます。
この事故は犠牲が大きかっただけにオシ17は、当時メチャクチャ叩かれましたが、それはまた日本の鉄道が難燃化に向けて舵をとるきっかけになったといえます。
オシ17を実際に見たのは1回だけで食事を摂った訳でもありませんが、その直後に事故があり、記憶に刻まれる客車になりました。
それに前回のスハニ35が加わると「美里山倶楽部 お好みベスト5」が出そろった事になります。
次回
「客車編成シリーズ」
になるのか
「美里山鉄道 見事段差20mmを解消 衝撃の裏側」
になるのか本人も判りません
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Source: 美里山倶楽部