一ヶ月前に河原町鉄道 大掃除のブログを書いたの覚えてますか?
本体の「美里山鉄道」も夏の間、忙しくて全く車両を走らせていなかったら、見事に線路が不導通になってしまいました
それと、モータ車のギアに毛ボコリが入り込んで調子を落とす車両が増えてきたのは、レイアウトでロングランさせることだけが理由ではないだろう
「美里山鉄道」の路盤はベニヤ板をノコギリで切ったり、ドリルで穴を空けたりして木くずが残ったままだったり、草として接着させたパウダーが未硬化だったりしてホコリの温床と化していました。
トンネル部分といえどもホコリの進入と線路の酸化は抑えられません。ユキヒョウは札幌円山動物園産。
なのでトンネルを取り去り、掃除機でまずホコリ取り。
高架部ももちろんホコリ取り。
今日だけでは全周の掃除機掛けは出来なかったので、明日、明後日も行います。
そして、磨く。
これが、磨き用の角材。
先端に、#1200の紙やすりを取り付けて機械的にレールの酸化を取り去り、直ちにレールクリーナーで研磨粉を取り去ると同時に薄い油性皮膜で覆ってレールを保護します。
レールクリーナーは画像の両者を使っています。左側の方がお安いですよ。
磨き用の角材の先端見せるの忘れていた
こんな形状、ちなみに角材は一辺18mmから20mmがイイです。
先端は、二構造になっていて先っぽはきつめのRで一気に磨くのに使い、底の方はユルいRをつけていて「腹」みたいなところを押し当ててレールを磨きます。
画像は長い角材ですが、手のひらに収まる短いタイプも作っていて線路が隠れていないところは短いタイプの方が手に収まり磨きやすいです。
ただ、力が入りやすいので短めの方は番手を#1500で細かくしておくとレールのキズ付きが極小で済みます。
長い鉄橋部分も「腹」があると上手に磨けますよ。
短いトンネルは、そのまま磨けますので、その後のレールクリーナー拭きもタイムラグなく磨けます。
磨いた後は、試験走行させて磨き残りが無いかを確認して本走行に進みます。
「美里山鉄道」は広いですけど全線目視出来て当然全線を磨くことができます。
以前、地下ヤードや手の届かない部分があったレイアウトの時はレール磨きにとても苦労したので、設計時に気を使ったところです。
美里山鉄道レイアウト図
本日の撮影現場
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Source: 美里山倶楽部