本題のココ以降は、話題が硬いので鉄系以外の方は見ない方が良いですヨ
美里山倶楽部は長い間鉄道模型をやっていますが、蒸気機関車などはどこに拘って模型購入に至るか、またどこが気に入らなくなると手放すのかという話。
初回は(多分、次は無い)蒸気機関車達で迫ってみます。
1.動力性能
KATOのコアレスモータは、非常にスローが効きますからこれ筆頭格になる訳です。
逆にコアレスモータ以前のKATOの機関車達はだんだん走らせる機会が減っていくので、「まだ走らせてくれる方に譲るか」ということになりまして、現在KATOはコアレスモータ以外の車両は、残念ながらいなくなりました。9600形、C58、C55など珍しい車両も譲ってしまいました。
Tomixは、動力車の動力性能は良いですけど基本現役の特定機車両が販売されているので国鉄時代中心の美里山鉄道では、購買対象がありません、・・・とか言ってるけどC61 20、C57 135は持っていた
マイクロエースの走行性能は、超低速は全く期待出来ず、低速は調整次第でなんとか出せる程度なので、動力性能では購入対象になりません。
2.稀少性
例えば、C61牽引のはつかり。
Tomixの動力性能、スケール感には全く届かないと思っていますが、なんか石炭臭い香りがマイクロエースの蒸気機関車にはあって、購入後随分経つけど、一部の機関車は手放すことが出来ません。
C53なども腰高な印象は拭えませんが、角度によっては機関車らしさがプンプンしますし、もう二度と生産が無いと思えば置いておきたくなります。
多分、KATOが発売しても手放さないでしょう。
この他、稀少性ではD51 23、D61、C55流線型などがあります。
3.スケール感
半世紀前のNゲージ蒸気機関車にスケール感を求める人なんていませんでした。
それを破ったのがマイクロエースだったような気がします。
ただ、プロポーションはお世辞にも良いとは言えませんが・・・。
スケールモデルではなくても、全体感でまとめるのが上手かったのはKATOでしょう。
しかし、Tomixもイイモデルを出してきて、KATOもコアレスモータと同時にスケールモデルを投入してきました。
電気機関車は、それなりに1/150であったのでKATOの動力性能も劣る非スケールモデルの蒸気機関車は、次の転属先を求められることになった訳です。
KATOはC56、C11、C12といった小型の機関車、8620、C57といったドームの細い機関車でも1/150を進めてきまして老舗の底力が判ります。
4.精密感
これは半世紀前の一部ロッドを省略してた蒸気機関車で育った美里山鉄道には無縁な話。
それよりも、壊しそうで扱い難いし老眼で細かい部分は見えないし、C62など東海道、北海道、山陽、常磐なんて分けられたらそれ以外の車両を牽引させた画像をアップしたら「このおっさん、なんも知るらんのだな」思われそうだし。
これは求めないな。
5.連結器
今やオリジナルのアーノルドカプラをつけたままだと画像でアップするのが恥ずかしいくらいにリアルな連結器が出回っています。
美里山鉄道では連結器は、あまり拘りがありません。というより時代に完全に乗り遅れていて、アーノルドカプラのまんまの車両が多すぎるのです。
機関車達は、それでも大分ナックルカプラ化しましたが、それに続く貨車や客車が追いついていません。
貨車は、ナックルカプラとアーノルドカプラをつけた車両を機関車接続専用車両としてるくらいです。
台車マウント、ボディマウントも統一化は出来てませんね。そもそも台車マウントをなんとも思わなかった世代なので、編成ものなどは、「
そうなっている仕様は変えたくない」主義で、周りのブログをやられている方々はスゴイと思います。
室内灯もそうですね。点いているだけでもスゴイのに光の透過にたいする拘り、色の拘り、明るさの拘り感心することばかり
おっと、機関車から話題がそれてきましたので今日はこの辺にします。
止めどもなくなりましたが、みなさんの思いがあれば聞いてみたいのでお気軽にどうぞ。
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Source: 美里山倶楽部